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治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

時代が変わった

2020-02-09 11:56:26 | 日記
先日、シアさんがアンチに喧嘩売っていたのをきっかけに、古参のアンチを見つけました。
それに関してブログも書きましたけど
そもそも神田橋先生の「医者なら治せんといかんわな」という名台詞がどのような文脈で出てきたかはどっとこむのメッセージコーナーに貼っておきましたよ。



それでまあ、そのとき「そこの医者は治せないんだけど、初診料20万円+税取ってるんです。それだけ取ってる人だからいつかは治してくれると思ってほっておいたら、一向に治せないから、地元の福祉の人に言ったら、あそこ行って治っている人いないわよと教えてくれたんです」という話をしたら「そういう商売をいつまでやらせとくのかね」(大意)みたいなことを神田橋先生はおっしゃいました。保険診療でどんどん治してしまう先生には許しがたいビジネスモデルだったようです。先生からみると20万円取って治さない方がトンデモ。

相変わらず治せないのはあれからずっと通い続けて未だに嫌いな出版社に執着しているアンチをみてもわかるとおり。それと横浜の治った消息筋によると、治ったそこんちのお子(中学生)が夏休み部活やったり友だちと遊んだりしている間に、そこに通い続けている同級生は未だに夏のさなかに長袖で(過敏治っていない。せっかくビタミンDを作る季節を逃しているようですね)ママと腕組みしないと外出できないそうです。不便だわ~。やっぱり治るが勝ち!

でも昨日また消息筋の人が発見したところによると、保険診療に切り替えたんですね。
だよね~。こんなに安く治ってしまう手段が出てきた時代にいつまでもA46枚に20万円払う人は多くないよね。
ある意味神田橋先生の目論んだ通りになった。
めでたし、めでたし。

と思っていたらyasuさん登場。



鋭い。

これまでは自費で20万円払うオバカさんだけが被害に遭ってたけど、これからは治せない医療で国民負担を増やすと言うことですね。

私がこれにすぐに気づかなかったのは、この分野治せない医療が多すぎて鈍感になってたかも。
反省。

ところで

いくつになっても親にぶつぶつぶつぶつ言うのは発達障害の人の非常にめんどくさいところなのですが、クラスタの某氏(当事者ではなく親御さん)も親へのわだかまりを捨てきれずに友だちに愚痴っていたらたしなめられたということ。それから愛甲さんの本やなんかの助けを借り、親への恨み言をなくしていった。

いいお友だちだと思う。
親の悪口をいつまでも言い続ける人なんか不愉快なだけ。
それをたしなめてくれて友だちを続けるってすばらしくいい友だちだと思う。

親への恨み言を捨てるとね、社会生活も子育ても、そして自分の健康も順調に行き始めますよね。
親を好きにならなくてもいい。
ただ、恨み言から自立すればいいだけ。
自分の人生なのだから。

「愛着障害は治りますか?」とは私が愛甲さんに訊いた言葉です。
発達障害の人もその親も、不安強くて怖がりでつきあうのめんどくさい人が多い。
なんにも脅されてないのに「脅された」とか被害的に取ったり。

そういうのの背後に「愛着障害」がある、ときき。

あああのめんどくささは「愛着障害」なのか。
治った方がいいね

と思ったのです。



愛甲さんの本は、電子書籍強い。
たぶんふと思いついて、読みたくなるのではないかな。
スマホに入れとけば、いつでも愛甲さんに会えるし。

私はね、発達障害で苦しんでいる人がいると「発達障害は治りますか?」とききにいくし、愛着障害で苦しんでいる人がいるとききにいく。そういう「浅見が誰かにききにいく」シリーズなんですよね。「治りますか?」は。

ちなみに今度はその愛甲さんに「知的障害は治りますか?」と訊いて本ができるのだけれど。

そんなに苦しいなら治せばいいじゃん、というシンプルな発想です。
そういうシンプルな考え方ができない人がたくさんいるのもわかってるけど、
「苦しいから治したい」という人もいて、そういう人に喜ばれている。

正直
発達障害苦しいなら治ればいいじゃん。
治したくないなら治さなくていいから愚痴言うな。
発達障害の自分が好きなんでしょ?

って思いません?
生きづらい生きづらい言うなら治せよ。
治す気ないなら愚痴言うな。うっとうしい。

五桁の人々が鹿児島を発見したことは
治せないクリニックのビジネスモデル変換に、まったく無関係ではないでしょうね。

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