治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

身体が覚えたこと

2015-05-10 10:01:53 | 日記





昨日は数十年ぶりに母校に行ってこの勉強会に参加しました。

別に目新しい情報はないけど、発達障害の身体アプローチについてもいっぱい論文が出てきたことがわかりました。

神経学的ソフトサインその他は、知ってることばっかりでした。
神田橋先生にも長沼先生にも栗本さんにも習ったこと。
神田橋先生くらい大物か、長沼先生くらい独自の路線を歩める人か、栗本さんくらいいかがわしい人だとともったいつけずに教えてもらえる情報が、ギョーカイ的にはもったいつけるような情報なのかもしれません。

身体アプローチの世界で岩永先生がすごく尊敬されているのもわかりました。
そういえば「もっと笑顔が見たいから」はなんにもしなくても在庫がなくなっていきます。もうすぐまた増刷しないとね。

質疑応答が面白かったです。
死んだふり支援受けている保護者がかわいそうだったです。
でもこの先生の答えも若干死んだふりでした。
これが研究者の宿命なのかもしれません。

だから身体アプローチに熱心に取り組んでいる研究者が増えていることを確かめられたのは心強い反面

この人たちが世間を納得させるのを待っていたら日が暮れるなあ、と思いました。
当事者保護者はリスクがなくて自分に合っているものはどんどん取り入れたほうが話が早そうです。

写真は私がいた当時はなかった建物。
ここに門が立ってました。その門が中に移されてこの建物になっていました。

久しぶりなので道を覚えているか不安でしたが
田町駅から無事にたどりつきました。
身体が覚えていたようです。

今日五月十日。
岩永先生は広島で講演ですね。
私は画伯、愛甲さん、栗本さんと国技館です!

いってきます!

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