治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

脳と未来のお話になりそうです

2011-09-06 19:38:04 | 日記
さて、9月19日の札幌講演ですが
告知期間が短かったにもかかわらず
たくさんのお申し込みをいただき
残席わずかだそうです。

とくにプロフェッショナルな事業所の方の出席が多く
今後もこの会が続いて
貴重な情報交換の場になるといいですね。
「ちゅん平を呼びたい」という気持ちがあるようですが
それ以外にも、東京では手に入っても北海道では手に入りにくい情報とか
どんどん手に入る体制ができるといいと思っています。

札幌での開催にもかかわらず本州以南から20名ほどお越しいただくということで
お金も時間も無駄にしてはいけないと
いっそう気が引き締まります。
全体の構成を私のほうで考えていますが
その際に白くま母さんのところに届いた希望の声を参考にさせていただいております。

そしてだいたい、決まったこと。

ニキさんには、脳みその話をしてもらうことにしました。
ニキさんの自閉症に関する話題が面白いのは
彼女が自閉症オタクではなく、脳みその全般をたいへんによく勉強していて
「普通はこうだけど、私はこうなってない。っていうことはこのへんにバグがあるのかな?」とか
そういう推論を重ねてきたからです。
ニキさんの本は読みやすいけど、博覧強記な知識に支えられているのですよ。

こういうことについて話してくださいとお願いしたら
早速司会をする私への宿題として英文の書籍が一冊送られてきました。
脳機能障害のエピソード集。面白いです。

だから、今回も、ニキさんが自閉症の研究にとどまらず
高次脳機能障害のお勉強をして得たヒントとか
自らを「先天性お年寄り」と呼ぶように加齢による脳機能の変化とか
そういう知識をどう自閉症理解に生かしているか
そのあたりを話してもらおうかなと思っています。

長沼先生はリハビリ・治療を中心に話していただきたいなと希望しています。
これから先生にお願いしてみるつもりです。

郡司先生からは、長沼先生にたくさん質問があるようです。
実際に教育現場で身体づくりとかに効果を感じていらっしゃるみたいですが
そのあたりのことをお聞きしたいですね。

あと私から若干郡司先生に突っ込みます。

なぜかというと、白くま母さんからリクエストが。

「働ける子と働けない子の違いはどこ」
とさかんに質問が入っているからです。

今度のお客様は、それを知りたいんだそうです。
もちろん特別支援教育は始まったばかり。誰も答えはまだわかりません。
だからこそ就労支援を取材したときの話。
それから成人になった発達障害の人との出会いを通じて
「働ける・働けない」の違いは何だと思うのか私に質問がたくさんきているそうです。

で、今日ちらっとこの本読み返しましたが



面白いですね。
リアルです。

というわけで
残席わずかだそうなので
お申し込みはお早めに!

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