
さて、昨日の大地君からのメッセージにもいくつか米をいただきました。
まずはこちら。絢未さんからです。
=====
毎日、少しずつ成長するよね。 (絢未)
2011-10-16 22:57:21
私の家の自閉っ子は2000年と2002年生まれです。
懐かしなぁと思いながら大地君の本を読ませてもらってます。
私が読んでる本は過去の大地君なんですよね。
子どもはほんの半年でもずいぶん成長しますね。
わが子の姿から今の大地君を想像してます。
ちゃんといろんな事を考えているのだと思います。
うちの次男は、いろいろ辛い思いをしたのだけど
「世の中には色々な人がいる事を早く勉強できて良かったね」
と励ましてました。
悲しい事や苦しい事を耐え忍ぶのは辛いから、
プラスに変えて乗り越えてほしいと思ったのです。
今は、明るくなったし気持ちの切り替えも上手になりました。
大地君は、もう大丈夫ですね。
色んなことを乗り越えた分だけ、強く優しい人になれるのだと思います。
ありきたりな言葉だけど、本当にそう思います。
大地君の次の本を楽しみにしています。
=====
コメント、ありがとうございます。
そうですか。絢未さんのおうちのお子さんは2000年生まれと2002年生まれ。ちょうど大地君をはさんでいますね。だからこそ、お子さんが成長していくことが実感としてわかるのでしょう。
大人になったニキさんでさえよく、本を出したときにはまだ解決していなかったことが、会うタイミングによっては解決していることがあり、そうすると相手がきょとんとしていることがあると言っています。
神田橋先生のおっしゃるとおり、発達障害者も発達します。そして長沼先生のおっしゃるとおり、出力が脳を発達させます。閉じこもっていては、守られているだけでは、発達しません。ニキさんだって本を訳したり書いたりして、世の中に出て、そしてぐーんと発達したように私には見えます。
人との接触が発達を促す。
そのことを私たちは忘れてはいけませんね。
さて、次は栗林先生。
=====
大地は大丈夫です。 (栗林@虹の子)
2011-10-16 23:54:27
大地が自分のことを一番知っている。
私が毎日目にする大地は、毎日成長している。
今大地が心配していることがあるとすれば、それは10歳になった少年が普通に心配することと、大地だから心配に思う特別なこと。
特別なこととは、大地がまだ修行しなければならない内容のことです。
大地は自分で自分の目標を持てる子です。
作戦を立て、協力者を選び、うまく伝えられない時があっても、時間をかけて何とか伝えています。
私は大地の「アッ!そういうことだったのかぁ!」という一言が、大好きです。
そう言うごとに、大地は着実に成長しています。
学びは本人にしかできません。
「学ばせる」という人もいるでしょう。でもそれは違うと思います。
学びたくなる環境にすることはできるし、学ぶための方法を検討することもできます。
でも「学ぶ」のは本人です。
無理に学ばせることもできないし、誰も代わりには学んであげられません。
=====
栗林先生、米ありがとうございます。
「アッ!そういうことだったのかぁ!」で成長していく、ってよくわかりますね。
ちゅん平なんかもそうだもん。
この人たちは言えばわかる。逆に言うと、言わなきゃわかんない。だから真綿にくるむより、適切な○○○を与えてあげればいいのに。
ただひたすら障害者だからとかわいそうがっている支援者や教育者にはそれがわからないみたいですね。
大地君の本を読んで、多くの保護者が「栗林先生のような先生が側にいてくれれば」と思っている一方で
藤居のあのブログははっきりと栗林先生(が象徴する教育)への非難になってますね。まああれは一種のパニックなので、自分が何にケンカを売っているか、そこまで脳みそが回らなかったかもしれませんが。
どういう教育への非難かというと「社会に送り出す」という方針への非難。
でも世の中、そうなってきています。そうなっていかなければこの国は終わるでしょう。
栗林先生、これからも応援しています。そしてまた色々情報を教えてください。
「社会に送り出す視点」がない介入は、どんなにハードな「訓練」でも「修行」ではありません。
そのことを私たちは忘れてはいけませんね。
さて、そしてヒデキDXさん。
=====
男前だね! (ヒデキDX)
2011-10-17 00:30:21
そうか。リアルな大地君は10歳だもんね。8歳で止まっているわけじゃないよね。
それは失礼いたしました。
藤居はあのブログはそのまま永久に表に貼りだしているのがいいね。愚かな自分を一生さらしているのが一番いいね。それに賛成!みんなで読もう。そしてみんなで考えよう。出来れば地域で学校で療育センターで。身近な人たちと考えよう。
浅見さんと栗林先生へ
ステキな子を世に送り出してくれたことに感謝します。彼が、ずっと友達と一緒にいたいという願いが叶えばいいと願っています。
=====
ヒデキDXさん、米ありがとうございます。
藤居は割りとメジャーでいたい人なのかな? 少なくとも、嫌われることの嫌いな人なのかな? なんか微妙に論調変えていますよね。藤居も、その一味も。
けれども私たちが忘れてはいけないのは、彼らが8歳の障害のある子に対し「本を出す以上批判は当たり前」と言い放ったような人たちであること。
そして「社会に送り出す」という視点で我が子の将来のために何かを得ようと、神田橋先生の本を一生懸命読んだ人たちを(自分たちは読みもせずに)「トンデモ」とこき下ろしたことです。
ブログやついーとを見ていれば、その人の志はわかるでしょ。その後の経過観察で、ああ、そもそも彼らの目指すところは「接待され上手」に過ぎないのだとわかってきましたよ。たとえ介入をしている人でもね。いついつまでも、誰かがこの子たちを将来接待してくれる、してくれなければおかしい、そう思っているのでしょう。
私たちが忘れてはいけないこと。
同じように発達デコボコの子どもを授かっている仲間に見えても、仲良くすべき人とそうではない人、信用できる情報を持っている人とそうではない人がいるということです。
よそさまの子の将来を左右するようなことに対してアドバイスはできないという白くま母さんの態度を私は健全だと思います。。
誰にでも上から目線でアドバイスするそらまめ式よりははるかに。
だって子どもを一番近くで見ているのはそれぞれの保護者でしょ?
ヒデキDXさんのおっしゃるように、それぞれ仲間内で話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
まずはこちら。絢未さんからです。
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毎日、少しずつ成長するよね。 (絢未)
2011-10-16 22:57:21
私の家の自閉っ子は2000年と2002年生まれです。
懐かしなぁと思いながら大地君の本を読ませてもらってます。
私が読んでる本は過去の大地君なんですよね。
子どもはほんの半年でもずいぶん成長しますね。
わが子の姿から今の大地君を想像してます。
ちゃんといろんな事を考えているのだと思います。
うちの次男は、いろいろ辛い思いをしたのだけど
「世の中には色々な人がいる事を早く勉強できて良かったね」
と励ましてました。
悲しい事や苦しい事を耐え忍ぶのは辛いから、
プラスに変えて乗り越えてほしいと思ったのです。
今は、明るくなったし気持ちの切り替えも上手になりました。
大地君は、もう大丈夫ですね。
色んなことを乗り越えた分だけ、強く優しい人になれるのだと思います。
ありきたりな言葉だけど、本当にそう思います。
大地君の次の本を楽しみにしています。
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コメント、ありがとうございます。
そうですか。絢未さんのおうちのお子さんは2000年生まれと2002年生まれ。ちょうど大地君をはさんでいますね。だからこそ、お子さんが成長していくことが実感としてわかるのでしょう。
大人になったニキさんでさえよく、本を出したときにはまだ解決していなかったことが、会うタイミングによっては解決していることがあり、そうすると相手がきょとんとしていることがあると言っています。
神田橋先生のおっしゃるとおり、発達障害者も発達します。そして長沼先生のおっしゃるとおり、出力が脳を発達させます。閉じこもっていては、守られているだけでは、発達しません。ニキさんだって本を訳したり書いたりして、世の中に出て、そしてぐーんと発達したように私には見えます。
人との接触が発達を促す。
そのことを私たちは忘れてはいけませんね。
さて、次は栗林先生。
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大地は大丈夫です。 (栗林@虹の子)
2011-10-16 23:54:27
大地が自分のことを一番知っている。
私が毎日目にする大地は、毎日成長している。
今大地が心配していることがあるとすれば、それは10歳になった少年が普通に心配することと、大地だから心配に思う特別なこと。
特別なこととは、大地がまだ修行しなければならない内容のことです。
大地は自分で自分の目標を持てる子です。
作戦を立て、協力者を選び、うまく伝えられない時があっても、時間をかけて何とか伝えています。
私は大地の「アッ!そういうことだったのかぁ!」という一言が、大好きです。
そう言うごとに、大地は着実に成長しています。
学びは本人にしかできません。
「学ばせる」という人もいるでしょう。でもそれは違うと思います。
学びたくなる環境にすることはできるし、学ぶための方法を検討することもできます。
でも「学ぶ」のは本人です。
無理に学ばせることもできないし、誰も代わりには学んであげられません。
=====
栗林先生、米ありがとうございます。
「アッ!そういうことだったのかぁ!」で成長していく、ってよくわかりますね。
ちゅん平なんかもそうだもん。
この人たちは言えばわかる。逆に言うと、言わなきゃわかんない。だから真綿にくるむより、適切な○○○を与えてあげればいいのに。
ただひたすら障害者だからとかわいそうがっている支援者や教育者にはそれがわからないみたいですね。
大地君の本を読んで、多くの保護者が「栗林先生のような先生が側にいてくれれば」と思っている一方で
藤居のあのブログははっきりと栗林先生(が象徴する教育)への非難になってますね。まああれは一種のパニックなので、自分が何にケンカを売っているか、そこまで脳みそが回らなかったかもしれませんが。
どういう教育への非難かというと「社会に送り出す」という方針への非難。
でも世の中、そうなってきています。そうなっていかなければこの国は終わるでしょう。
栗林先生、これからも応援しています。そしてまた色々情報を教えてください。
「社会に送り出す視点」がない介入は、どんなにハードな「訓練」でも「修行」ではありません。
そのことを私たちは忘れてはいけませんね。
さて、そしてヒデキDXさん。
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男前だね! (ヒデキDX)
2011-10-17 00:30:21
そうか。リアルな大地君は10歳だもんね。8歳で止まっているわけじゃないよね。
それは失礼いたしました。
藤居はあのブログはそのまま永久に表に貼りだしているのがいいね。愚かな自分を一生さらしているのが一番いいね。それに賛成!みんなで読もう。そしてみんなで考えよう。出来れば地域で学校で療育センターで。身近な人たちと考えよう。
浅見さんと栗林先生へ
ステキな子を世に送り出してくれたことに感謝します。彼が、ずっと友達と一緒にいたいという願いが叶えばいいと願っています。
=====
ヒデキDXさん、米ありがとうございます。
藤居は割りとメジャーでいたい人なのかな? 少なくとも、嫌われることの嫌いな人なのかな? なんか微妙に論調変えていますよね。藤居も、その一味も。
けれども私たちが忘れてはいけないのは、彼らが8歳の障害のある子に対し「本を出す以上批判は当たり前」と言い放ったような人たちであること。
そして「社会に送り出す」という視点で我が子の将来のために何かを得ようと、神田橋先生の本を一生懸命読んだ人たちを(自分たちは読みもせずに)「トンデモ」とこき下ろしたことです。
ブログやついーとを見ていれば、その人の志はわかるでしょ。その後の経過観察で、ああ、そもそも彼らの目指すところは「接待され上手」に過ぎないのだとわかってきましたよ。たとえ介入をしている人でもね。いついつまでも、誰かがこの子たちを将来接待してくれる、してくれなければおかしい、そう思っているのでしょう。
私たちが忘れてはいけないこと。
同じように発達デコボコの子どもを授かっている仲間に見えても、仲良くすべき人とそうではない人、信用できる情報を持っている人とそうではない人がいるということです。
よそさまの子の将来を左右するようなことに対してアドバイスはできないという白くま母さんの態度を私は健全だと思います。。
誰にでも上から目線でアドバイスするそらまめ式よりははるかに。
だって子どもを一番近くで見ているのはそれぞれの保護者でしょ?
ヒデキDXさんのおっしゃるように、それぞれ仲間内で話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
まことは自立の道を探しましたが、自立を考えていないお子さんには支援されっぱなしの施設もあるようです。そらパパさんのお家はそういう所を目指しているのではないでしょうか。
そらパパさんは立派な療育方針のある方ですから、今から「名誉健常者」といわれるようなスキルの習得はしないでしょうし、自立を目指した療育もしないと思います。挨拶しなくても、食事のマナーが守れなくても、オムツをしていても、パニックを起こしても放っておいてくれる施設もあるようです。そして時には外出としてマクドナルドなどで食事をして社会と接点を持つそうです。
こういう所を目指しているお父さんと、白くま母さんや花風社の読者とは重なる部分はないように思います。
うちの子も知的障害があり、主治医からあれもできないこれもできるようにはならないと言われましたがあきらめずに根気よく教えて、言葉身のまわりのことも徐々に進歩していきました。
進路のことも小さいときから視野に入れて、あきこちの学校を見学に行きました。この子にあった学校をあわてて探すより情報を少しずつでも集めておいたほうがいいと思ったからです。
今はその見学した学校の中の二つを志望校にして、高等部受験の準備をしています。字がかけないだろうといわれた子が、住所や家族の氏名、いろんな漢字が書けるようになりました。
あきらめて何もしない人はそのままでいいと思います。でも、それを見習っていては子どもの可能性をつぶしてしまうと思いました。
まことの母さんのお言葉、胸に響きました。ありがとうございます。励みになります。
まずはオムツを外すことと、フォークやスプーンで食事をすることから始めましょうと言われました。それから「親が覚悟が出来ていない!」と叱られ、「自閉症としてあるがままではなく、人としてあるがままの子に育てなくてはいけない。」と言われて頑張っているところです。
夏休みにオムツが取れ、フォークやスプーンで食事するようになりました。まだ修行は始まったばかりですが、積み重ねていくことでまことさんのような青年になれるのだと希望を持てました。私は息子を支援されっぱなしの施設には入れたくはないので頑張りたいと思います。
息子さん、就職決まったんですねー。すばらしい!
うちの息子も来春卒業で、養護学校には入学時の面接のときから「卒業後は一般就労させたいので、よろしくお願いします」と言ってきたのですが、まだめどが立っていません。本人はやる気満々なんですけどねー。
機会があったら、就職が決まるまでの道のりをぜひ聞かせていただきたいものです。
ドラマ「神様の女房」で、松下幸之助の「成功のは秘訣は、成功するまで続けることだ」というセリフに、うんうんと深くうなずき、もし卒業までに決まらなくても、何年かかっても「働く幸せ」を感じながら生きる人生を息子に味わわせたいと決意を新たにしたところでした。
私のお返事はまた改めてするとして、次の若干おちゃらけたエントリを今夜じゅうにアップさせていただきます。
コメントを一件削除させていただきました。
講演のご依頼や打診等につきましては、花風社あてにメールをお願いいたします。
本の奥付(一番後ろのページ)にメールアドレスが書いてあります。このブログにリンクしているHPから入ることもできます。
よろしくお願いいたします。
今のうちから出来ることを、コツコツやっていきます。
小さい時は、排泄物で遊ぶ。パニックを起こせば自傷。多動でしかも衝動性。やっと恵まれた子供が重度の自閉症と診断されて、あまりにも大変な子育てにこの子を連れて死のうと思った事もありました。大変だと思っている時は悪い事ばかり考えていましたが、楽しもうと思って肩の力を抜いてからはまことも落ち着きました。勉強をしない分は家事をさせました。主人が趣味のサッカーやバスケットボールに連れて出歩きました。あとは、しっかり躾とマナーは繰り返し教えました。他は特別な事はしていません。就職も実習でまことが気に入ったクリーニングの工場。中等部、高等部も実習先に選ばせていただき、夏休みや冬休みには体験学習という名目で受け入れてくださいました。そこにそのまま障害者雇用で決める事が出来ました。工場長さんが、卒業したら勉強に来れなくなるから、そのままの工場で働く人になりませんか?と、まことに言ってくださいました。私どもは当たり前の事を、面倒とか出来ないと思い込まずにやり続けただけです。
重度と診断を受けた子でも、まことと同じように勤め先を決めていく子が他にもいます。割と施設から通勤とか、グループホームからとか、親元を離れて生活するように準備している方が多いように思います。