治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

脳みそラクラク空間

2013-07-13 08:25:33 | 日記


「右手に世界遺産の富士山が見えます」との車内アナウンス。
おお、JR東海勝負してるな、と思いながら新幹線の車窓から雪のない富士山を眺めました。猛暑ですね。
そして案の定、というか予定どおり、名古屋で降りてしまいました。
名古屋駅から愛知県体育館も、通いなれた道になりました。ただ今回は一泊用の荷物を持って行ったので、
初めて名古屋の地下鉄が、全くバリアフリーになってないことに気づきました。
高齢化社会を迎えていけませんねこれは。
街をバリアフリーにしないと老人たちは外に出てお金使いませんよ。
横浜駅前に行ってみてください。
着飾ったご老人たちがいつも楽しそうです。

バリアフリーでない地下鉄の駅から愛知県体育館に向かって歩いていくと、後ろに気配が。
振り返ったら、碧山関でした。
ででででかい。
191センチ192キロは並の大きさじゃないです。気配も大きい。

会場に着くと、ご高齢者の団体が八角親方と記念写真を撮っていたり
変な靴はいてきた私のキライな若手親方(仮名敷島)が年上の親方に叱られていたり
そういうものを見物しながら安い券を買って会場へ。
そして席につき、結論から言うと結びまで五時間近くそのまま座ってました。

あの空間の心地よさってなんなんでしょうか。
まさに神のおわすところ。
私にとっては、脳みそラクラク空間なんだなあ、来て良かったなあ、と実感しました。
仲良くご夫婦で観戦に来ている両隣の老夫婦ふた組の楽しそうな様子を見て
いい老後だなあと思いました。

もう勝負なんてどうでもいいやと思いつつ
やっぱりいざ稀勢の里の取組が近づいてくると、それまで心地よかった館内の冷房が寒く感じられました。
名古屋の人たちも、稀勢の里にはひときわ大きな声で応援を送ってくれます。
ありがたいことです。

結びまで見て、弓取りも堪能し、サウナのような街の中、また荷物を引きずりながらバリアフリーではない地下鉄で名古屋駅に着き
連休前でごった返してる切符売り場でのぞみの券を買って新大阪へ。
大阪の地下鉄は、名古屋よりはバリアフリーですが、東京にはほど遠いかな。

難しいですねー。
階段の方が健康にはいいし節電になるだろうけど。
高齢化社会の街づくりってことを考えました。
その中で横浜の地下鉄、割と奮闘してますね。よそに行って気づきます。

ラクラクするには電気が要ります。
暑い日が続きますが
節電はきっと電気など要らない生活をしているであろう放射脳の皆様におまかせして
皆様は脳みそラクラク空間を作ってください。


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