豪、中国武漢からの渡航者に検疫実施へ新型肺炎対策
2020/01/21 10:12
[シドニー 21日 ロイター] - 豪政府は、新型コロナウイルスによるとみられる肺炎の感染が広がる中国湖北省武漢市からの渡航者全員の検疫を開始する方針を明らかにした。ただ、国内の感染を防ぐのは難しいとの見方も示した。
中国当局は、国内200人以上の発症を確認。武漢市では4人目の死者が出ている。中国以外ではタイ、日本、韓国で発症者が確認されている。
豪政府の首席医務官、ブレンダン・マーフィー氏はキャンベラで記者団に、週3回の武漢発シドニー着の便で到着する渡航者の検疫を23日に開始すると述べた。ただ、「完全に国内の感染を防ぐことはできない。潜伏期間は恐らく1週間だ」と述べた。
中国から豪州への訪問者数は昨年、100万人強に上っており、国別で最大だった。
豪州には毎週、中国から約160の便が到着しており、マーフィー氏は武漢以外の場所からも中国人旅行客が訪れる可能性はあると認めた。
今週始まる旧正月の大型連休中には、多数の中国人が国内外に旅行するとみられている。
マーフィー氏は、感染リスクは高まっているが、豪州では渡航者に対するサーモグラフィーによる体温検査は行わないと述べた。
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新型肺炎が予想以上に広がり、深刻さを増しています。
1週間前はそれほど慌てる事はないと言っていた専門家もいました。
最悪の事を想定するべきと言う人もいましたが・・・。どっちやねん。
在日中国人が発症して、他人事ではなくなりました。
でもどこか対岸の火事のようにのんびりしていたのも事実です。
一般国民はテレビの情報で世間の事を知ります。
最近はテレビの報道番組はあまり見ていませんが、未だに桜を見る会や
河井杏里議員の公選法違反の報道が多いです。
何か野党の視点に立った報道が多いとの印象です。
そんな中での新型肺炎。
中国の事、言論統制がされている国です。
民主主義国家ではありません。
こんな方もいますが。。。
最悪の事態を想定し、備えるべきです。
「まさか、そんな事はあるまい」
そのまさかがゴーンの逃亡だった訳で、日本は世界の笑いものになっています。
在日中国人も多いです。
そして春節で中国人が大移動する時期ももうすぐです。
※今年は1月25日(土)が春節で、1月24日(金)の大晦日から1月30日(木)までの7日間が春節連休。この間の人気海外渡航先はタイと日本。
https://www.yamatogokoro.jp/36533.html
既に死亡者は4人になっています。
今日中にまた増える可能性もあるでしょう。
繰り返しになりますが、中国の事です。
過少発表の可能性が大きいです。
上記時にあるように豪州では23日から週3回の武漢便の検疫を実施します。
日本は武漢直通便は毎日何便もあるのですからもう他人事ではありません。
最初の日本での発症者は解熱剤でサーモグラフィーをすり抜けていますし、
性善説と言うか、自己申告に頼るのは限界があるでしょう。
政府として何らかの方針を示し、日本での発症者が出ない様に万全の対策をしてもらいたいです。
これだけの事をしたから、仕方がない。のか
想定外だったと言い訳するのか。
桜を見る会や、公選法違反で与党を攻撃している場合ではありません。
与野党が知恵を出し合い、最悪の事態を想定し対策を講じてもらいたいです。
※感染症対策の閣僚会議は開催したようですが。