感染が広がる新型コロナウイルスによる肺炎の問題で、台湾南部の高雄市衛生局は25日、感染が確認された50代の台湾人男性が自身の過去の訪問先や接触者を隠し、申告しなかったとして、30万台湾ドル(約100万円)の罰金を科した。
男性は、肺炎が広がった中国・武漢での滞在後、発熱を薬で抑えた状態で21日に台湾に戻り、入境時に検疫官に症状を申告しなかった。さらに22日には高雄市内にある女性が接待するダンスホールでマスクをしないまま2時間を過ごし、その後、症状が悪化し、24日に感染が確認された。
男性は感染確認後もダンスホールに出かけたことを衛生局に伝えずにいたが、ホールの女性が発熱したことを機に発覚。市衛生局はホールの女性や従業員ら計84人の健康状態を調べている。今のところ、二次感染は確認されていない。
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今日18時過ぎには武漢在住の日本人の内、希望者全員を帰国させると安倍首相は表明しました。
具体的な事は中国政府と調整中との事。
相手が中国だし、この混乱ですから日本に着くまで安心できませんが、
取り敢えず、武漢在住の方が飢餓に、そして新型肺炎に苦しまずに済みそうで、
ひとまず安心でしょうか。
しかし問題は日本に訪日している中国人が発症するケースです。
既に日本国内で4人目の発症者が出ています。
春節に合わせて多くの中国人が主に日本の観光地に来ています。
何しろ中国人の海外渡航地第一位が日本ですから、その影響を考えると恐ろしくなります。
感染者で発症前の人が何人いるか。
そして日本滞在中に何人発病するのかです。
日本は水際作戦として検疫を強化すると言っていますが、
検疫所で中国からの入国者全員に体調申告カードを渡すだけのお粗末さです。
これで強化と言えますか。
正直に申告する人はどれだけいるでしょう。
そんな中、台湾では自己申告を怠った男性に100万円の罰金が科されたとか。
武漢に滞在した事。
帰国時に解熱剤を服用していた事。
ダンスホールに行った事。
これらの事を申告しなかった為に100万円の罰金です。
日本も台湾を参考に申告をしなかったり、嘘の申告をした場合には罰金を取るべきです。
何の罰則も無しで自己申告に頼るのは愚かです。
どこまで日本はお人好しなのでしょう。
呆れるというか、情けないというか。。。
また日本で発症した場合も想定し入国者には海外旅行保険の義務付けをするのは言うまでもありません。