ひとつの悩みが消えて荷が少し軽くなったと思ったとたん、さら
に重い荷物が肩にのしかかることがある、順風満帆の人生などな
いと痛感する。
疲労困媒し、厭世的になり、このまま消えてしまいたいと思う瞬
間が、長い人生のなかで誰にでもあるような気がする。
そんなとき「楽な人生などない」人間生きることが仕事、いいこ
とだってあるさ、つらいこともそんなに続くものではないという
思いで私は今まで生きてきたしこれからも生きていくだろう。
ひとつの悩みが消えて荷が少し軽くなったと思ったとたん、さら
に重い荷物が肩にのしかかることがある、順風満帆の人生などな
いと痛感する。
疲労困媒し、厭世的になり、このまま消えてしまいたいと思う瞬
間が、長い人生のなかで誰にでもあるような気がする。
そんなとき「楽な人生などない」人間生きることが仕事、いいこ
とだってあるさ、つらいこともそんなに続くものではないという
思いで私は今まで生きてきたしこれからも生きていくだろう。
なんであの人が自分より評価されるのか、自分のほうが優れてる
のになぜ?いわゆる嫉妬心、人間誰でも嫉妬する、こどもから老
人までみんな嫉妬する、嫉妬心を少しも持たず、友人の成功を喜
ぶ強い性格の持ち主は皆無かもしれない。
私たちが経験する嫉妬心は不特定多数の他者でなく身近な人間に
対してである、学生であれば同級生、サークルの人間、サラリー
マンであれば同僚、同期、主婦であればママ友などである。
嫉妬は感情であり、自然に湧き上がってくるものなので頭でやめ
ようと考えても抑えられないのが嫉妬、なぜ嫉妬するかというと
他人と比較するから、人と比較するのをやめると生きるのが楽に
なるといわれるけどそう簡単なことではない。
もし誰かに嫉妬したらその場を離れる、その人とできるだけ離れ
る、離れることができなくてもいずれ時間が解決してくれること
は間違いないと思っている。
会社員、勤め人の老後の生活を支える厚生年金、株式会社などす
べての法人事業所、または従業員が常時5人以上いる個人事業所
+本人が週30時間以上働いてることが条件であるが厚生年金未
加入者が200万人もいる(20代→71万人、30代→50万
人、40代→44万人、50代→35万人)
年金事務所300ヵ所では加入逃れの疑いのある全国約79万事
業所を調査し加入指導を重点的にする方向になっている、例えば
男性サラリーマンで年収514万円の場合、本人が負担する保険
料は厚生年金で月3万9千円(業所負担も3万9千円)未加入な
ら給与から天引きされない。
国民年金だと自分で加入した場合、現在月16,610円、こうし
た保険料の差を従業員に厚生年金に入らないことを正当化する事
業主がいるという、しかし、先ほどの男性サラリーマンの場合、
将来厚生年金を15万6千円受給できるが、厚生年金未加入で国
民年金のみだと40年間納めて6万5千円である。
厚生年金未加入の40代、50代で79万人、目前に迫ってる老
後を考えると非常に厳しい現実が待ってることになる、また事業
所も保険料負担の重さで存続を危ぶまれる会社が出ることも懸念
されてるだけに、大きな問題であることは確かである。
持病の腸の病気で年に数回、激痛に悩まされる、この痛みを医師
に伝えるとき、キリキリ、ガンガン、ジンジンなど痛みを形容す
る言葉はあるけれどうまく伝えにくいものだ、ましてや他人には
わかりにくい。家族でさえ、またいつものことだと位にしか思っ
てないものだ。
けれど他人の痛みを本当に理解し、また自分の痛みを的確に人に
伝えることができるだろうか?たしかに痛みの感覚や言葉の理解
には個人差が大きいので痛みによって共通の尺度を立てることは
難しい。
例えば地震の強度のように震度1と震度4では違う、また介護認
定のように、要支援1と要介護3ではかなり違う、このように痛
みも客観的に指標を持つことができれば痛みもわかりやすいかも
しれない。
人間はさまざまな痛みや苦しみの中で生きている、しかし人は痛
みの前ではたじろぎ、打ちひしがれ、謙虚になる、そして他人に
はわからない多様な痛みがあることは確かである。
齢を重ねると若い時ほど執着心はなくなる、そもそも人間の悩み
のもとは執着心、人間関係でも物欲でも、その何かを手放すと気
が楽になることがある。
このへんでいいや、これ以上は無理というあきらめ、このことに
迷わないことが大切、自分らしさ、自分の分というもを知ること
で平穏を得ることができる。
だから執着心を少しでも捨てる、あきらめる、そして人でも物で
も、初めからなかったんだと一瞬でも思えるようなら、目の前が
開けるような気がする、だからあきらめることは決して恥ずかし
いことではないと私は思っている。
今の日本で年金生活をしている4000万人のうち老齢基礎年金
だけで暮らしている人は1000万人以上、老齢基礎年金は満額
でも月約6万5千円、下流老人と言われる人が600万人から70
0万人、今後益々増加する見通しである、そこでお金をかけずに
人生を楽しむ工夫が要求される。
少ない年金生活でも幸せに暮らすにはどうしたらいいか、まずは
健康であること、家計への貢献を考えたら健康の維持が一番、病
院通いとなると医療費だけでなくいろいろかかる、治療より予防
である。
また年金生活を楽しんでる人の中には食料の自給率の高さが目立
つ、庭や市民農園も含めて何らかの形で野菜や果物を育ててる、
畑を耕し種をまきその後に訪れる収穫の喜び、そうして畑仕事を
楽しんでる人は結構いるものだ。
そう考えるととお金の多寡よりも日常のなかに小さな楽しみや幸
せを見つけることが上手な人ほど豊かな年金生活を送れるのかも
しれない。
そばにいても疲れない空気のような存在、話さなくても間が持
てるような人、若い頃はいっぱいいたような気がするが今は本
当に少なくなった、ほんの数人しかいない、それでも私にとっ
てはなつかしい大切な人たちである。
時々思い出すのはいつも断片的で映画のワンシーンのように、
その時の情景が蘇ってくることがある、相手の表情、会話の中
身、楽しかったこと、悲しかったこと、自分と向き合う時間が
多くなった今、なつかしい人たちを思い出すひとときがある。
そんななつかしい人たちと会うことはないが年に数回近況報告
含め電話で話すことがある、やはり話をしてて疲れない、時が
流れても変わらないことになぜか心がやすらぐ、長い空白の時
間があっても変わらないものだ、あの頃の屈託のない笑顔を今
は見ることはできないが、コロナ禍が落ち着いたら会いたいと
思っている。
65歳以上の高齢者の約7割が働くことを希望しているという、
その理由は健康を維持したい、収入を得たい、経験を活かした
い、生きがい、社会参加のため、時間に余裕があるから等であ
る。
以前放送されたNHKのクローズアップ現代では高齢者3600
万人のうち906万人、実に25%の人が働いており年々増加
している、そのなかで65歳~69歳の就業率にいたっては男
性59%、女性38%といずれも前年より増加しており男性は
半数が働いてるのが実態である。
なぜ増加してるかというと一番の要因は年金生活だけでは家計
が苦しい、平均で年間60万円の赤字といわれてるだけに働か
ざるを得ないのが実情だろう。
また趣味のための小遣い稼ぎ、孫にかかる費用、旅行資金、預貯
金を減らしたくない、健康のため、社会とのつながり等それぞれ
理由は違うかもしれない。
そして人生の後半期の3つの不安、健康、お金、孤独の不安を一
挙に解消するのが「働くこと」というメディアからの論調も後押
しになってるのも否めないと思う。
今思えば仕事をしてるときは職場での仲間意識があり、それな
りに面白かったというより楽しいこともあった、同じ目標に向
かっていくなかで達成感もあり刺激があった。
退職すると当然のように人間関係は希薄になり、メリハリのな
い生活になることは確かである、だから一人で楽しめるものが
あったほうがいい、それが音楽でも映画でも読書でも料理でも
ペットでも多いに越したことはない。
特に今はコロナ禍、現役時代飲み会を生きがいにしてる人にと
っては辛い、またゴルフにしてもカラオケにしても相手が必要
、人生の後半は特に生きる希望となるのは面白さ、そのために
もひとりで楽しめるものがあったほうがいいと思っている。
言いたいことがありそれを何とか表現したいという気持ちが文
章を作り出す、思いをたくさん持つことが書きたい気持ちにつ
ながる、今の時代はテレビも新聞もブログもツイッターも情報
源の一つだ。
気になることがあればネットで調べればすぐわかる、インプッ
トして自分なりにそしゃくしてアウトプット、紙に書きだし、
時々好きな音楽を聴きながらどうすれば他人に伝わるか考える、
この時間が楽しいひと時で心と文章があうと頭の中はスッキリ
する、これが私がブログを書く時のスタイルである。
現実の社会で言いにくいこともネットの不特定多数の匿名の中
に紛れて気軽に発信できるのがブログの魅力である、私がブロ
グを書いてるのを知ってるのは妻だけだが、妻は私のブログを
見ることはない、興味がないからだ、誰にも知られてないブロ
グだけに誰かを意識して書くことはない、いたって気楽である、
私がブログを書くのはあくまでも自分のためである。