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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

家族が後悔しない最期とは?

2021年07月30日 | 

延命治療とかはしてくれるな頼むな」と言ったにもかかわ

らず亡くなるまでの2ヵ月間父はベッドの上で苦しんでいた、

医師の提示する治療を拒否するなんて考えもしなかった、こ

れは雑誌東洋経済「親を看取った600人の本音」のなかで

76歳の父親を亡くした息子さんの後悔の念が綴られた一節

である。

 

 

私の父も86才で亡くなって10年、亡くなる半年前に入院

してた病の医師から言われた言葉を思い出す「何もしない

と明日ま持ちません」延命治療の選択を迫られた、考える

時間を与えてくれない、治療をしないでいいと言えない雰囲

気である、もし治療中止を希望すれば見殺しにしたと後悔に

苛まれると思った、結局延命治療をお願いした。

 

気管切開して人口呼吸器につながれ、手にはミントがはめら

た状態である、痰がつまらないよう数時間ごとに痰を吸引、

最後に対面したときは苦悶の表情の父、さぞかし苦しかった

のではと思う、いまだに忘れられない、家族が後悔しない最

期とは?父が亡くなってからずっと思ってることである。