団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

友人関係に失望する60代女性

2024年02月21日 | 人間関係

読売新聞の「人生案内」相談者は60代女性、30代で離婚、

現在はひとりで生活している、友人には恵まれてたと思ったが

この齢になって勘違いだと気づいた、今まで友人から相談され

ると親身になって愚痴も聞いてきたが、自分が悩みを聞いても

らおうとしても、どの友人も自分の話ばかりで、がっかりする

ことが多く、結局友人などいなかったのだということを実感し

たという内容であった。

 

それについて回答者は、きっとあなたは話を聞いてくれる役割

の人になっていたのでしょう、友人たちは自分のことで精いっ

ぱいで聞くゆとりのない人たちです、ここはいったん離れるこ

とも大事、今の自分を自分で支えて生きる覚悟を持ちましょう、

好きな本を読み音楽に浸り、一人旅を楽しみ、好きに自由に暮

らしていると必ずどこかで誰かと出会うものですという回答だ

った。

 

私が思うには友人関係とは人に何かを与える、そして相手から

も何かを与えてもらう、それが無理のない理想の関係であるが、

往々にして相談する側、相談される側というのが決まっている

関係があるもので、それが自然に続く友情もあるだろうが、親

しさと図々しさが紙一重というように、どこかで不満がでて心

理的負担になることがあるものである、そうはいっても相談者

も友人から悩みを相談され愚痴を聞くという関係がよしという

時期もあったわけだから、完全に断ち切るのではなく距離を置

くことが今は必要だと思う。