団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人と会わなくなったけれど

2024年07月23日 | 老後の生き方

母が亡くなってから人と会うことが激減した、母が生きてた

ろは月2回新幹線で実家に行き、掃除、買物、夕食の準備、病

院への付き添いを7年間続けた、その後認知症になり高齢者施

設に入居してからも実家への訪問と施設の訪問をさらに2年間

続けた、晩年は大腸がんに罹患、4年前コロナ禍の中95歳で

亡くなった。

 

病院の医師、看護師、近所の人達、施設のスタッフ、葬儀社、

さらに実家の処分では不動産業者、解体業者、市役所、法務

局、税務署など事務的とはいえ会って話さなきゃならない人

がそれなりに多かったが今は激減してしまった。

 

かといって誰かと会いたいという気持ちもない、若い頃は自

の気持ちを、自分のつらさを、自分のやりたいことをわか

ってもらいたい、だから会って話したいと思ったものだが今

はそんな気持ちはない、感性が鈍ったのかもしれない、それ

でも年老いてしがらみから解放され、なぜか生きやすくな

たと思っている。