厚労省の発表では日本の相対的貧困率(税金や社会保険料など
を除いた可処分所得が年122万円に満たない世帯の割合)が
15.4%で6人に1人が相対的貧困に陥ってる、日本の人口
が1億2千万人なので約2000万人が相対的貧困層である、
月に約10万円で暮らす人が日本に2000万人、6人に1人
ということである。
同様に子供の貧困率は13.5%で7人に1人、40人クラス
だと約6人の子供が相対的貧困層ということになる、子供の貧
困を支援する子供食堂が注目されてることをみても大人の貧困
イコール子供の貧困につながってるケースが多い。
また一人暮らしをする高齢者は630万人、その半数は年金収
入が生活保護を受けられる基準(1ヵ月当たり単身者10万円
~13万円、夫婦で15万円~18万円)を下回っている、そ
して生活保護を受けてる人は80万人、あとの200万人は貯
金をくいつぶしてる状況である。
現在生活保護を受給してる世帯は全体で164万世帯、203
万人が受給している、それでも2000万人が相対的貧困と言
われてる現在、相対的貧困層をどうやって減少させるか、生活
保護を受けないのはなぜ?相対的貧困は見えにくい、でも身近
な問題であり深刻であることは確かである。