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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ひとり暮らしの母とかわす言葉

2017年09月15日 | 

暑いから水分を摂って、ゴミは出した? 今日はデイサービスだ

ね、玄関の鍵は閉めるように、毎朝安否確認を兼ねて母とかわす

他愛のない日常会話である。

 

父が亡くなって6年半、一人暮らしを続けてる母は93歳、毎朝

8時半に私のほうから電話する、なにしろ新幹線で1時間のとこ

ろに住んでるので心配である、月2回から3回母のところに行き

病院の付き添いや買い物等身の回りの世話をするけれど普段は自

で料理、洗濯、掃除をしている。

 

イベント好きな母にとってはやはり父が生きてて、私達夫婦や弟

夫婦、そして孫たちが集まって賑やかだったころが懐かしいのか

もしれない、「あと1年も生きるだろうか」という母「いや大丈

夫だよ」と返す私であるが別れは確実に近づいてるような気がし

ならない今日この頃である。


ひとり暮らしの母の悩み

2017年06月30日 | 

実家で一人暮らしをしてる母は93歳、父が亡くなり1人暮らしも

7年目になる、デイサービスに通ってる母の現在の悩みは子供のこ

でも孫のことでもなく、デイサービスでの人間関係である。

 

90歳過ぎても人間関係で悩まなくてはならないのかと思うけど本人

にとっては深刻なようだ、厭ならやめればと思うけど職員のサービス

がいいだけに辞めたくないようだ。

 

母は間違いなく齢をとった、残り時間を数えながら何かをしようとして

いる、だからいままでだったら、隠しとおせた本音が時折表に顔を出す、

懐疑、嫉妬、寂しさ、建前を大切にしたがゆえに不満だらけの人生を送

ってきたのだろうか、と思う時がある。

 

齢を重ねると人間が熟成されるというのは幻想かもしれない、かえっ

儘になる気がする、ただ悩むことが人間が生きてる証しだし、その

とが長生きしてる原動力かなと暖かい眼で見るようにするのが子供の

目だと思っている。