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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

子供から老人まで誰もが嫉妬する

2024年09月16日 | 人間関係

なんであの人が自分より評価されるのか、自分のほうが優れて

るのになぜ?いわゆる嫉妬心、人間誰でも嫉妬する、子供から

老人までみんな嫉妬する、嫉妬心を少しも持たず、友人の成功

を喜ぶ強い性格の持ち主は皆無かもしれない。

 

私たちが経験する嫉妬心は不特定多数の他者でなく身近な人間

に対してである、学生であれば同級生、サークルの人間、サラ

リーマンであれば同僚、同期、主婦であればママ友などである。

 

嫉妬は感情であり、自然に湧き上がってくるものなので頭でや

めようと考えても抑えられないのが嫉妬、なぜ嫉妬するかとい

うと他人と比較するから、人と比較するのをやめると生きるの

が楽になるといわれるけどそう簡単なことではない。

 

もし誰かに嫉妬したらその場を離れる、その人とできるだけ離

れる、離れることができなくてもいずれ時間が解決してくれる

ことは間違いないと思っている。


人間関係で仕事が嫌になった時

2024年07月06日 | 人間関係

仕事がいやになり会社を辞めたいと思う理由の一番は人間関係だ

と言われてる、会社の人間関係を思うと相性が悪いことだってあ

る、人間なんてそれぞれ違う、みんな同じタイプで気持ちが通じ

合って仲良くなれると思ったら大間違いである。

 

人間関係は努力してもどうにもならないことだってある、そんな

時は仕事におけるモチベ―ションは第一に賃金を得ることだと割

り切るしかない、そして仕事をしっかりすることである。

 

さらに仕事をしているから自分の好きなことができる、これを我

慢すればあれも買える、旅行にも行ける等楽しいことを考えるこ

とが大切、仕事のために人生があるんじゃなくて人生を楽しむた

めに仕事があるのだという気持ちはリタイヤして13年経った今

も私自身間違ってなかったと思っている。

 

 


友人がいない老後もひとつの生きかた

2024年05月16日 | 人間関係

2022年度版「高齢社会白書」60歳以上への内閣府意識調査

で家族以外で相談や世話をしあう親しい友人がいるかと尋ねたと

ころ「いない」と回答した人が3人に1人という結果だった。

 

仕事をやめれば友人がいなくなるというのは自然の流れ、「60

歳すぎたら友人もいらない」という漫画家の弘兼憲史氏、著書の

なかで友人が多いほうが豊かな人生だと思ってる人が多いことも

事実であるが老後は信頼できる一握りの友人がいればいいという

持論を展開してる。

 

友人がいない老後は不幸だというのは世間の思い込みで本当は3

割よりもっと多いかもしれない、それでも友人がいないことは決

して恥ずかしいことではない、友人がいない老後もひとつの生き

かた、定年退職後14年、私の実感である。

 


言葉のうらみは恐ろしい

2024年04月29日 | 人間関係

人間関係というのは言葉を通しての関係であり人間関係をむすび

つけるための工夫である、反面言葉のうらみは恐ろしい、昔言わ

れた言葉に傷ついて、ずっと続くと思えた友情が一瞬でこわれる

こともある。

 

人間は自分の言ったことを覚えてないが、言われたことは覚えて

いるものだ、例えば私の妻が40年以上前に私の母に何気なく言

われたひと言を不快に思い、いまだに鮮明に覚えていること、そ

れだけ人の口から発せられた言葉は力があることは間違いないと

いうことである。

 

言葉のうらみは恐ろしい、逆に人を救う言葉だってある、だから

こそ自分が使う言葉の重みをいつも心の隅で自覚することこそ大

切なのかもしれない。

 


挨拶をしない人たち

2023年12月14日 | 人間関係

私たち家族が今のマンションに住んでちょうど20年、約100

世帯、1家族3名として約300人ぐらいが住んでいる、エント

ランス、エレベーター、駐車場、毎日誰かとは挨拶を交わす。

 

そんな日常生活のなかで挨拶しても何の反応もない人、いわゆる

明らかに無視されることがある、あまり気分のいいものではない、

何度かそういうことがあるとさすがにこちらから挨拶することは

なくなった、きっとつきあいのない人間に挨拶することはないと

いう考えなのかもしれない。

 

もともとマンションを選んだ人のなかには近所づきあいのわずら

わしさがいやな人もいることも確かである、しかし、「おはよう

ございます」「こんにちわ」「こんばんわ」の最低限の礼節だけ

はわきまえていたいものだと思っている。


私が人生で影響を受けた人は

2023年12月01日 | 人間関係

75年も生きてると知り合った人は誰もがかなりの人数だろ

う、それでも私が影響を受けた人となると一人しか浮かばな

い、両親でもない、教師でも同級生、職場の同僚や上司、友

人でもない。

 

それは私が大学に入学し、親元を離れ下宿生活したところで

一緒になったUさんだった、私より2歳上の宇都宮出身の浪

人生で東北大学を目指し最後の大学受験を仙台で過ごすこと

になった、たった1年のつきあいだったがユニークな人で、

生きかたや価値観について刺激を受けたことは確かだった、

読書家で将来芥川賞を取るのが夢で、特に山本周五郎を愛読

していた。

 

結局2浪したが希望の大学に入れず、東京の私大に入学した

のを知ったのは3月のことだった、「人間の真価はなにをや

ったのではなく、何をやろうとしたかだ」という山本周五郎

の小説の一節をよく言ってたのをいまだに思い出す、今思う

と自分自身に言い聞かせ自分を支えてたのかと思う、その後

一度も会うこともないが私の価値観の原点はUさとの出会

いだと思っている。

 


いじめ問題について考える

2023年11月24日 | 人間関係

昨年度の国公私立の小中高校と特別支援学校のいじめ認知件

数は前年度から1割増の68万件と過去最多だった、いじめ

は昔からあってなにも今に始まったことではない、ただいじ

めの質がSNSの普及で変わってきたことは確かである、実際

人間社会にはさまざまな力関係が張り巡らせており、集団に

なると必ず力関係が働き上下関係が生じる、最近問題になっ

ている宝塚歌劇団の女性の自殺も上級生からのいじめが原因

と言われてる。

 

さらにどんな人間にも心の奥底には無意識のうちに無抵抗な

ものをいじめることに楽しさを感じる快楽本能があると言わ

れてる、子供だけではない、大人になってその本能を刺激す

る状況におかれると噴出する、だからパワハラがあとを絶た

ない、みんな仲良くという規範意識だけではいじめはなくな

らない、この社会は苦しいこと、つらいことが多い、辛抱が

いろんな場面で要求されることも確かである。

 

作家の平野啓一郎氏がいじめ問題についてこんなことを言及

してる「学校でいじめが起きているときに、かわいそうなこ

とをしているからやめましょうと諭すことも大事ですが、ま

ずいじめるということは相手の教育を受ける権利を侵害して

いることだから、やってはいけないことだと教えなくてはな

らない」まさに同感である。


会いたいと思う人がいない

2023年11月08日 | 人間関係

齢を重ねると執着心、そして欲が少なくなる、そのせいか人に

対しての懐かしさが希薄になった感じがする、昔のことを懐か

く思わないことはないが以前とは違う、会えば楽しいことも

るがまた会いたいと思う人は正直いない。

 

今は一期一会のつもりで会った人とは今日が最期と思いその瞬

間を大切にするよう心がけてる、また会うこともなく終わった

ほうがいい人間関係、そんな生き方を肯定する今の自分がいる。

 

もうかつての人間関係に執着するのはやめよう、会いたい人が

いないなら思い出の宝を大切にしよう、そして会わないで終わ

る人間関係もよしと思っている。


友情は大切なものだけれど

2023年08月18日 | 人間関係

友情は大切である、ドイツの詩人シラーの言葉に「友情は喜びを

2倍にし、悲しみを半分にする」という名言がある、悲しい時に

そばにいてくれる人がいればつらさも少しは明るくなる、悩みを

聞いてもらうだけで少しは気持ちが楽になる。

 

そういう経験は誰にでもあることである、若くて多感な時期は友

情は大切なものだった、ただ学校でもその後の人生に接点がない

と卒業してから会うこともなくなるのは仕方がないことである。

 

そして友情というのは尊敬と共感、そして居心地の良さがあれば

こそ続くものもので、それは場所が近いところにいる、遠くにい

るは関係がなく、そうでない人とは自然と疎遠になるものだ。


本当の優しさを考える

2023年05月17日 | 人間関係

人は心に問題を抱えて苦しいとき、悩んだりしてるとき、他人

して優しい気持ちにはなれないもの、逆に心が満たされて

いると優しくなれるもの、それはきっと気持ちに余裕があるか

らかもしれない。

 

優しさは人を癒すし優しさは相手に安心感を与えることは確か

る、ちょっとし優しい励ましや情愛の言葉で勇気づけられ心

が救われることだってある、しかし人はそれぞれ違う、優しさの

捉え方が違う場合がある、だから同じ行為がすべての人にとって

優しいというわけはない、それでも優しさは生きていくうえで

大切なことである。

 

私が思う本当の優しさとは自分が辛く苦しいときであっても人に

し思いやりの心を持ち真摯に向き合うことだと思っている、難

しいけれどそんな気持ちを忘れないで生きていきたい。