たーさんの世界(意地悪じーさん)

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甘いなァ

2011年03月29日 | Weblog
>>原発の汚染水処理で自衛隊投入も「どうしても必要なら」  北沢俊美防衛相は29日午前の閣議後の記者会見で、東京電力福島第1原発のタービン建屋にたまっている放射線を帯びた汚染水の処理について「一義的には東電中心だが、どうしても自衛隊の力が必要だという合理的な理由があれば積極的に対応する」と述べ、自衛隊の投入も検討する考えを示した。(産経新聞)

北沢防衛相の考えは甘い。

現地で陣頭指揮もしないで、安全圏からモノを言ってもダメだ。

自衛隊員は、命を掛けて命令する人の言う事は聞くが、いくら安全な四列目から叫んでも積極的な行動はしない。

それが体育会系の考え方だ

日本の安全の考え方は間違っている。

2011年03月28日 | Weblog
福島原発事故の東電や政府の対応を見ていると、どうしても今までの安全ンお考え方が正しかったのかと疑問に思えてなりません。

我々の属する監督官庁もそうですが、事故は起こしてはならないと言うのは確かですが、起こさない為の指導は何でもやらせます。

しかし起こした後の対応は、ほとんど触れないのが実情です。

安全を確保する為にはあらゆる努力を惜しんではいけませんが、事故は必ず発生するという認識を持つのも必要だと思います。


安全管理は、先ず事故防止策と事後の対応策の両方が無いといけません。

しかし日本の安全管理者は、自分の責任に降りかかる事故を引き起こさない為の方策にだけ興味を示し、ヤレ安全会議だとか、安全教育だとか、安全パトロールだとか、安全書類だとか、KYミーティング等の安全策を末端にやらせる事において安全が保たれていると勘違いしています。

東電もその中の一つだと思います。

しかし現実に事故が発生した時の対応はごく浅い対策しか取っていないのが実情で、不幸にして事故や災害が発生した時は、安全管理者は安全書類が整備されているかとか、安全ミーティングは行っていたかとか、被災者の救護方法や容態の心配は二の次で少々方向違いの事ばかりに興味を示します。(何故なら事故が発生すると、監督官庁はその書類で安全管理を判断するからです。←書類のミスを見つけて業者の安全管理度を判断する。)

この社会で働いている限りは確かに必要な書類や打ち合わせは必要だと思いますが、それが網羅されていれば事故は発生しないかと言えばその様な事はありえません。

私はその様な安全管理に疑問を持ち、名古屋市緑政土木局の竣工検査書類に、安全書類が多い現場は事故が少ないのか?私はそうは思わない と書いた事があります。

そうしたら書類好きな、私から言えばバカな検査官がに睨まれた経験があります。

役所という組織は、バカの一つ覚えで、全て書類で判断したがるものです。
※本当の安全を知らない役所には、作業員に安全教育をしてその結果を書類に残すという【正解の安全手法】なものがある様です。
※安全に役所が関与してくると、無駄な書類ばかりが増えてしまう。←その良い例が、月に一度で半日以上の安全教育←大きな現場以外は実際は無理なので、テンプラ書類だけを役所に提出すると合格デス。

書類が無いと、自分が説明するのに困るからです。


話が脱線してしまいましたが、先ほども申したようにある程度の書類や日常の安全管理は必要ですが、安全に大切な大切な万が一の対応策についての教育は日本は殆んどなされていないのが実情です。


今回の原発事故においては、自分達の不十分な知識の中での事故を起さない努力や書類は山の様にあったと思いますが、100パーセント安全という事のない原発事故の対応は殆んどなされていなかったとしか判断出来ません。

その証拠に原発事故に対して、東電も、保安院も、経産省も、政府の役人も、国民の安全確保に対して十分に出来ていないのが現状ではないか。

今 原発で活躍しているのは、いつも危険と接している東電の協力会社の下請けの人、自衛隊、消防関係の職員だではないだろうか。

彼等はいつも危険と接しているので、本当の危機意識が強いのです。

今一生懸命に作業を行っている東電の協力会社の下請けの人達は、平常時には、今は殆んど無力の東電の社員に不安全行動を指摘されて安全アンゼンといい続けられていた人達だと思います。

私は日常の安全の努力を否定するつもりはありませんが、それでも事故は起きるのが当りまえと言った観点からの安全意識を高めなくてはならないといつも思っています。


なんだか要を得ない文章になってしまいましたが、少しでも私の考え方が分かってもらえばありがたいです。

基準は簡単に変えてはいけない!!

2011年03月28日 | Weblog
>> 民主・岡田幹事長 民主党の岡田克也幹事長は27日、農産物の出荷停止や摂取制限の目安となる放射性物質の基準値について、「少し厳格さを求めすぎている」と述べ、風評被害を招かないためにも見直しが必要との認識を示した。青森県八戸市で記者団に語った。(朝日新聞)

岡田氏の気持ちは分からないでもないが、基準というモノはその時の都合で簡単に変えるものではない

日本の厳しい安全基準で世界から日本の食物が認められてのは、こうした厳しい基準を守り続けてきた為だ

岡田氏の考えを取り入れるなら、せめて平常時と災害時の基準の二本立てにすべきです。

そうしないと、日本の安全哲学が薄れてしまう。

私の空手の師の金城先生は、現在の沖縄空手の基礎を作られた糸洲安恒先生の基本を大切のされた方です。

長電話

2011年03月27日 | Weblog
(*^^*)毎週日曜日は、女房は娘と長電話を楽しんでいます。

(*^^*)今も携帯の電池が切れそうになりならがら、ああでもない、こうでもないと話しています。

(*^^*)一番平和な時間です。

曾祖父の遺産

2011年03月27日 | Weblog
僕の曾祖父は働き者で村民の信頼が厚かったらしく、今でもその名残があります。

具体的に言うと、財産価値は殆んどありませんが曾祖父から続く組合の山林の名義人の一人に、私の名前が登記(父から引き継いだ)されています。
そんな些細な事ですが、血の繋がりの証しとでも言うのか、今の自分の存在の要因の大切な一部の様に感じます。
曾祖父の意思は祖父へ、そして祖父から父、父から私にと引き継がれている様です。

私の家は曾祖父の代に分家したので、それより以前の祖先の事はあまり知りませんが、曾祖父は強い雨が降ると直ぐに河原に行って泥水を引き込んで田んぼを開拓したと聞いています。
昔の人はその様な苦労と質素な生活をして、少しずつ財産を作ったのでしょう。

子供達に改めて祖先の話をする機会がありませんので、息子や娘がこの投稿を読んでくれると嬉しい。

おまえ達のヒイじいちゃんのお父さんは、こんな人だったんだヨと…。

今は先祖の話をする家庭が少なくなっていると思いますが、一年に一回か二回は先祖を思い出す事は大切だと思います。

何故事務官の説明なのか?

2011年03月27日 | Weblog
あくまでも私の推測の域を出ないが、政府はなぜ保安院の説明を事務菅にさせるか考えてみた。

端的に言って、それは事実隠しの一手段に過ぎないと思う。



原発の説明は口下手な技術屋では云々という言葉を聞きますが、私はそれは違うと思います。

正確に言うなら、技術屋が保安院の説明の窓口にすると、本当の事を言ってしまうから政府がコントロールし易い事務官を選択したのだと思います。

私の勘から判断すると、ここでも国民に正確な情報開示をしていないのです。

これはまさしく、現在の大本営発表です。

風評被害

2011年03月27日 | Weblog
政府やマスコミは政府の安全発表にも関わらず風評被害の拡散を盛んに取り上げていますが、この原因の一つに今までの政府を初め行政に根強い不信感がある事を忘れてならない。

具体的に言えば、大本営発表から始まり厚生省の薬害対策の甘さや不備で、日本の国民はどれだけ被害を被ったことか。

この様な事実を国民は身を持って知っているので、ましてや今回の東電や政府の曖昧な発表や安全発表に素直に耳を傾けれないのは当りまえです。

特に厚生省は、チッソや水俣病や薬害エイズ問題等の様々な前科がある事を国民は覚えています。

放射能の害が表れる何年後には今の政府や行政関係者は現役を退いているだろうから、何か問題が発生しても、被害者は何処に問題を投げかけてよいか分からない事を体験で知っているのです。

そのとおりだ!!

2011年03月27日 | Weblog
「『想定外』言い訳に使うな」 土木など3学会、声明で苦言

2011年3月26日(土)13時37分配信 J-CASTニュース 

想定外という言葉を使うとき、専門家としての言い訳や弁解であってはならない」。土木学会など3学会は、こうした内容を盛り込んだ共同緊急声明を発表した。東北関東大震災や福島第1原発事故について「想定外」を繰り返す東京電力や菅直人首相らに対し、専門家らが苦言を呈したようだ。

声明を発表したのは、社団法人の土木学会をはじめ、地盤工学会、日本都市計画学会の3学会だ。2011年3月23日、阪田憲次・土木学会会長らが会見を開き、声明文は同学会サイトなどでも公表した。阪田会長は「安全に対して想定外はない」と指摘したか


私も【想定外】と言う言葉を違和感をもって聞いていたし、その使い方に苦言を呈して来ました(3月19日の想定外からミスは起る参照)が、そもそもこの地震災害で【想定外】という言葉を使っている人達は、自分の認識不足を露呈しているようなものです。

【想定外】とは、自分が考えていた以上のという意味であるが、マグニチュード9クラスの地震は、何も今回が初めてではない筈だ。

従って地震による原発の安全性を本気で高めようとするのなら、マグニチュード9クラス以上の地震に対する想定をした設計・設備や構造でなくてはならなかった筈です。

私が原子力安全・保安院にも責任の一端があるといい続けているのは、こうした考えからです。

監督指導するべき立場の保安院は、原発の安全確保に対して、一体どの様な認識の下で仕事をして来たのか

それより悪いのは、原発を維持管理すべき東電の基本姿勢です。


この様な怠けた環境の中で暮らす日本国民は災難です。


判断ミスをした人の言い訳の言葉には、かならず【そう思った】とか【知らなかった】(←国会議員がよく使う)、という単語が入る。

東電や経産省や保安院、そして日本国の長である菅や今までの政府は恥を知れ


自慢じゃあないが、私は仕事でこれらの言葉を絶対に使って来なかった。(たとえスピード違反の取締りをやっている事を知らずに引っかかっても、【知らなかった】等の言い訳をしないで警察を言い負かした。)

だからよけいに腹がたつ。

チョット下品な記事

2011年03月26日 | Weblog
>>あ~あ~菅無知ぶり全開 有識者に「臨界って何だ?」

2011年3月26日(土)17時0分配信 夕刊フジ 

質問にはほとんど答えず言いたいことだけを言い、首相官邸に引きこもる菅首相=25日午前 [ 拡大 ]

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 「原子力に詳しい」と吹聴していた菅直人首相(64)が、有識者に「臨界ってなんだ?」と尋ねていたことが分かった。「臨界」は、原子力を少しでもかじったことのある人なら誰もが知る言葉だけに、あきれることを通り越して不安をかき立てられるようなエピソードだ。こんな人に原発対策や震災後の復興を任せていいのか。

 まさに“無知全開”ともいえる裏話を報じたのは26日の日経新聞。それによると、菅首相は「役所や東電とは違うセカンドオピニオンがほしい」として呼び寄せた有識者に対し、「臨界ってなんだ」と聞いたという。原発に関する「臨界」は、「原子炉で核分裂の連鎖反応を起こし続ける状態」を指す。大阪府在住の大学講師はこうあきれる。


普段は菅首相の悪口を書いている僕も、上の記事には共感する事が出来ない。

福島原発の状況を改善するに、総理には詳しい原子力知識は必要ない。

ある一定の知識だけ(例えば原子炉が核分裂を起すと危ない)で十分で、総理には的確な判断力と組織をうまく動かす能力さえあればいい。

菅総理にそれがあるか無いかは、又別問題だ。

知らずに聞くは一時の恥、知らぬのに聞かぬは一生の損というではないか。


僕なんかは、知らない事は何でも聞く事にしている。




哀しい

2011年03月26日 | Weblog
また哀しい話がパソコンニュースに載っていた。

宮城のさつきちゃん(10)は、妹を宿したお母さんと泥まみれで対面し、お父さんは行方不明だとの事。

彼女のお祖母さんの話では、お母さんと悲しい対面をした後はそれっきり涙を見せないらしいが、少しでも悲しい気持ちが和らいでくれればいいと願います。

この様な哀しいはなしはまだたくさんあると思いますが、僕は毎日泣いています。

被災地に春が来る事をいのります。