本日で現場は終わりますなので、明日は帰省して親孝行します。
今日の竣工検査は合格したので、明日からはゆとりの生活に戻ります。
僕の社会生活の現役も残り二年と一ヶ月ですが、その前にリタイヤしたいと考えています。
しかし鬼嫁にもっと働けと言われる可能性も大です。
リタイヤしたら、いろんな事をしたいナア。
本日で現場は終わりますなので、明日は帰省して親孝行します。
今日の竣工検査は合格したので、明日からはゆとりの生活に戻ります。
僕の社会生活の現役も残り二年と一ヶ月ですが、その前にリタイヤしたいと考えています。
しかし鬼嫁にもっと働けと言われる可能性も大です。
リタイヤしたら、いろんな事をしたいナア。
病床の父の背中をさすっていると少し楽になったのか、父がか細い声で、『赤は元気か?』と聞いてきました。
赤とは昨年末に生まれた娘の子供の事ですが、元気だと話すと、父は嬉しそうに微かに微笑みました。
今回の週末は、少々の無理をおして帰省しました。
未だ気持ちにゆとりを持てないので面白いことは書けませんが、おそらく夏までには、気持ちも落ち着いて、元のたーさんのブログに戻れると思います。
寝たきりの父は同じ姿勢が続くので、身体の凝りや痛みを訴えております。
ですから僕の妹や叔母達が、父の身体のマッサージをしています。
辛かった現場も、来週の検査で終ります。
結局最後は、深夜作業の突貫で切り抜きました。
七十近い社長も作業員となって働きましたが、最初は意地を見せていた社長も、結局最後は泣きを見せていしたが、、自ら先頭を切る姿勢は敬服するに値しました。
バスの中で、漫然と父との思い出を書いてみます。
レストランで父と初めて飲んだコーラの味。
幼い頃の、父とした風呂での会話。
帰宅する父の革靴の音。
勤めで使っていた、父の革カバンの匂い。
働き盛りの父の元気な姿。
血は否定出来ないと言った、父の言葉。
節目を大切にした、父の生き方。
僕が間違っていないのに父から怒られた悔しさ。
風呂で肩まで浸からされた息苦しさ。
漢字が書けないと怒った父に、僕が辞書で難しそうな漢字を試したとき、父がすらすらすら漢字を書いて見せた事。
顔は詰めたい水で洗えと言った父の言葉。
学校へ父が育てたバラを得意げに持っていった事。
学校からの謹慎処分を父に告げたとき、思ったより簡単に聞いてくれた父。
夏に役所から帰ると、畑のキュウリを美味しそうに食べていた父。
夫婦喧嘩で母を泣かせたときの、父の憎さ。
まだまだありますが、バスがもうじき名古屋に着きます。
先ほど、しばらくブログをお休みすると言ったばかりですが、今日は嬉しいことがあったので書きます。
病室に父を訪ねた時は、父は酸素マスクを着けて寝ていたのですが、食事の為に上半身を起こした父は、今日は気分がいいと言って、看護師さんとの雑談に応じていました。
看護師さんとの雑談の前に、僕は父に野良猫の話や、姪の婚約祝いに父に代わって口座から祝金を下ろして渡す承諾の話をした時、これからは自分が父がしたいと思う事をするから安心する様にも言ったのです。
弱々しいですが、時々笑顔の父を見れて良かったです。
今夜、父の事で電話がありました。
それは、父へのガンの告知について妹に問合せがあり、告知を勧めるとの事でした。
医師が言うには、父は認知の兆候が全く無いので、判断力が正常である中で、その状況の中でガンの告知をして、父の残された人生を有意義に過ごして貰いたいとの考え方でした。
実際父は病室で天井を見上げながら、自分の身体の状態を推察している様な時もあります。
医師は今後の治療の上でも、ガンの現実を隠し続ける事は、父に対しては難しいとの事でした。
妹は医師の意見に賛成して電話して来ましたが、僕もその考え方に賛成しました。
告知は、次の日曜にする事になりました。
今回の帰省もバスでしました。
しかし病床の父は、僕が自家用車で帰省したかどうか、か細い声で聞いてきました。
自家用車だと、冬の凍結した道路が心配な様でしたので、僕はバスだから心配ないと答えました。
親は自分がどんな時でも、子供の心配をするものです。
話は変わりますが、天皇陛下も東北の震災地にご訪問されたのは、陛下の体調がまだ完全でない時だったと記憶していますが、これが日本の本来の姿なのかと思います。
親子の関係は、天皇陛下と国民の関係と似てますね。
今日は、たーさんの格言を言いませう。
それは、【苦しいとき程攻めなさい】デス。
人は苦しい時は逃げたいものですが、そんな時程前向きに攻めねばなりませぬ。
苦しさから逃げようとすればする程、その苦しさはあなたを追いかけて来ます。
そしてあなたはその苦しさに追い詰められ、最後は自滅してしまいます。
しかしその苦しさに勇敢に立ち向かう事が出来れば、その苦しさはあなたから逃げ出す事でせう。
そしてあなたは、次の苦しさが来たとしても、再び勇敢に立ち向かうことが出来る筈です。
人生は、そんな繰り返しなのだと思います。