原発への放水作業で命を張って日本を救った、東京消防庁ハイパーレスキュー隊の皆様ご苦労様でした。
足の悪いコロちゃんをいつもダッコしていたら、今日はヤキモチ焼きのチワワのちーちゃんが急にビッコを引き出しました。
きっと、ちーちゃんもダッコをして欲しいのだと思います。
<東日本大震災>送電一部回復へ…1、2号機に外部から
毎日新聞 3月17日(木)10時45分配信
一方で、5、6号機の原子炉内の水位も徐々に下がり、特に6号機では同日午前4時までの1日間で91センチ急減した。保安院は、核燃料の余熱による炉内温度や圧力の上昇を弁で逃がしており、「補給の注水が十分ではないのではないか。1~4号機のようにならないように監視していきたい」と説明した。
保安院は、福島第1原発に通常7人いる、安全を監督する立場の保安検査官が17日までに、福島県庁に避難して一人もいないことを明らかにした。【河内敏康、酒造唯】
右から二番目の中村審議官が一番まともの様に感じたが、本当の事を話したとして政府から更迭されたらしい。
一番右側の西山審議官は政府好みの広報の仕方をしているが、話に要をつかめない処が多い。
以前は原子力安全委員会という組織があったそうですが、いつの間にか経産省原子力安全・保安院なる絶対的権限を有する組織が出来ていたといいます。
この組織の働きぶりは既にこのブログでも紹介していますが、全く役に立たない役人根性丸出しの極潰し組織です。
緑色の文字の部分は彼等のコントロールで行われている作業ではなく、自衛隊、消防庁、東電関係者が自分の命を投げ捨ててまでも行っている作業ですが、それを如何にも自分達の配下の者が行っているかの様な手柄横取りのコメントを出しています。
自分たちはいち早く安全な場所に避難して、苦労している現場から上がってくる情報を元に遠くから評しているに過ぎません。
この様な感覚は肥大化した役所の末期的症状で、この保安院だけではありません。
私がいつもこのブログで役所の批難を書くのは、あまりにもこの様な不用な部署が多すぎるからです。
かと言って、全ての役所がそうだとうは言いません。
現場と密接に直結している役所は現実を見ているので、この保安院のような体質ではありません。
国民の為にならない保安院は、この災害が収まったら廃止するべきです。
今回の津波で、マグニチュード8.5の揺れや津波に耐えられるように設計された防波堤が破壊されました。
防災関係の技術者は、これ以上の耐震設計を考える必要があると言っている人もいるようですが、私はそれは、ある限度以上はどんな事をしても無駄だと思います。
今回の地震はマグニチュード9.0という世界でも最大級の大きさではありましたが、震源地は海底であったため直下型よりもまだ揺れは少なかったと思います。
今回の揺れに耐えうる構造物を仮に造ったとしても、この大きさの直下型の地震が絶対に発生しないとは限りません。
ですからある一定以上の外力に耐えうる構造物までは造る事は無駄とは思いませんが、どんな自信にも耐えうる原発等の重要構造物を造る事は不可能です。
物は考えようで、福島原発が横倒しにならなかったのが幸中の幸いと思った方がいいのではなかろうか。