教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

HOME天木直人のブログ後日談に事欠かない安倍首相のノーベル平和賞推薦状...

2019年02月25日 11時22分56秒 | 国際・政治


 


後日談に事欠かない安倍首相のノーベル平和賞推薦状発覚事件

2019-02-25



 安倍首相が「トランプ大統領にノーベル平和賞を!」と推薦状を出していたことが発覚した事件は、やはり皆が驚いた衝撃的事件だった。

 その後も様々な情報が、面白おかしく報じられている。

 そのうち私が注目した二つを紹介したい。

 ひとつはきょう2月25日の朝日新聞の「政治断簡」欄で、佐藤武嗣編集委員が書いていることだ。

 彼の友人の米国のアジア専門家がこう語っていたという。

 「韓国が推薦状を出さないのは、自分たちが米朝会談に一役買ったとの自負があるからだ。安倍政権は建設的役割を果たしていないとの負い目があるのであろう」と。

 なるほど。言われてみれば確かにそうだと頷ける。

 もうひとつは、それとも関連するが、今日発売の週刊現代(3月9日号)に見つけた「トランプにノーベル平和賞 真の『推薦者』は外務省だった」と言う記事だ。

 その要旨はこうだ。

 「このままでは文在寅韓国大統領が今年のノーベル平和賞を受賞してしまうかも知れない」と外務省幹部がい出したのが始まりだったという。

 日本としては、それだけは避けたい。

 そこで、「朝鮮半島を平和に導いたのはトランプ大統領」として、ノーベル委員会に推薦状を送るよう安倍首相に進言したというのだ。

 いかにも安倍首相が乗って来るような話だ。

 いずれにしても、ノーベル平和賞推薦状発出の暴露は、安倍外交の行き詰まりのなせる結果だ。

 だからこの問題は徹底追及されなければいけないのである(了)

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HOME天木直人のブログ玉城知事は県民投票の結果をトランプ大統領に直訴す...

2019年02月25日 11時20分36秒 | 国際・政治



玉城知事は県民投票の結果をトランプ大統領に直訴すべきだ

2019-02-25



 県民投票の結果、反対投票数が投票資格者総数の四分の一を超えた。

 これによって、玉城知事は安倍首相とトランプ大統領に選挙結果を通知して投票結果を尊重するよう直訴できることになった。

 玉城氏は機を逸することなく、いますぐ直訴すべきだ。

 安倍首相は無視していい。

 時間の無駄だ。

 そのかわり、すぐに米国に飛んでトランプ大統領に直訴するのだ。

 いまはトランプ大統領はそれどころではないだろう。

 だから米朝首脳会談が成功裏に終わった後で訪米し、米朝首脳会談を成功させたトランプ大統領の指導力を褒めたたえて持ち上げ、その後で、辺野古移設工事の中止を訴えるのだ。

 トランプ大統領との面会がかなわなくても側近の誰でもいい。

 もし誰も会わないようなら、米国で記者会見を開いて怒ればいい。

 重要な事は米国を訪れ、辺野古反対の県民の意思を直訴した事を世界に示す事だ。

 そして、それを米国が受け止めようが拒否しようが、米国で記者会見を開いて辺野古問題を国際問題化するのだ。

 どうしてマヨネーズ状の海底地盤に埋め立て飛行場が建設できるというのか、と世界に知らせるのだ。

 今の世界は何でもありだ。

 言ったもん勝ちだ。

 そして正しい事を言った者が勝つ。

 辺野古の事など何も知らないトランプ大統領は、辺野古問題の理不尽さを知って、たちどころに中止を命じるだろう。

 玉城知事は、あらゆる手段を講じて辺野古移設を阻止すると繰り返す。

 その覚悟はいい。

 しかし、あらゆる手段と言っても優劣がある。

 費用対効果がある。

 もはや時間を無駄にする余裕はない。

 もっとも有効な手段から始めるべきだ。

 それはトランプ大統領に対する直訴である。

 いま玉城知事に必要なものは外交力だ。

 玉城外交を助ける知恵者が玉城周辺にいないのだろうか(了)

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HOME天木直人のブログ沖縄県民の反対意思は下された。後は国政の責任だ

2019年02月25日 11時14分37秒 | 国際・政治




沖縄県民の反対意思は下された。後は国政の責任だ

2019-02-25



 2月24日に行われた辺野古阻止の是非をめぐる沖縄県民投票によって、沖縄県民の反対意思は明確に下された。

 得票率や反対票数について、予想より多かったとか少なかったとか報じられているが、そんなことはほとんど無意味だ。

 反対の意思が明確に下された事こそが重要なのだ。

 そして、どのような投票結果が出ても、辺野古移設強行の姿勢を変えようとしない安倍政権こそが問題なのだ。

 もはや、辺野古問題を沖縄の問題にとどめておく時期は終わった。

 あとは国政の責任だ。

 日本国民の問題だ。

 つまり、国会議員が国政の場で辺野古移設を阻止できるかどうかだ。

 国政選挙で国民が辺野古移設を強行する安倍政権に投票するかしないかだ。

 県民投票の結果が判明した直後に発せられた野党党首の談話の中で、この事を明言した政治家は小沢一郎ただ一人だ。

 聞く耳を持たない安倍政権を倒すしかないと。

 その通りである。

 辺野古阻止のためには野党が統一候補を立てて安倍政権を選挙で倒すしかない。

 小沢一郎が先頭に立って野党共闘を進めるしかない、ということである(了)

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HOME天木直人のブログ安倍首相よりはるかに立派な金正恩委員長

2019年02月25日 11時02分09秒 | 国際・政治



安倍首相よりはるかに立派な金正恩委員長

2019-02-25



 きょう2月25日の毎日新聞に貴重な記事を見つけた。

 その記事は、ソウル発共同が流した記事だ。

 米中央情報局(CIA)の前コリアンミッションセンター長であるアンドリュー・キム氏が、米スタンフォード大学の講演で22日に明らかにしたという。

 すなわち、金正恩北朝鮮労働党委員長は、自らの子ども世代が生涯核兵器を背負って暮らしていくことは望んでいないと、ポンぺオ米国務長官がCIA長官在職中の昨年4月に訪朝して金正恩委員長と会談した際に、伝えていたというのだ。

 そのことを聯合ニュースが伝えたという。

 これが事実なら、トランプ大統領が昨年6月に米朝首脳会談に応じたことが頷ける。

 そして2回目の首脳会談の進展もうなずける。

 金正恩委員長は最後は非核化する覚悟を決めているのだ。

 それを知っているからトランプ大統領は交渉を続けているのだ。

 それを聞いたポンぺオCIA長官を国務長官に据え、北朝鮮との交渉をさせているのだ。

 キム氏はポンぺオCIA長官の訪朝に同行し、金正恩委員長との会談にも同席していたというから、信ぴょう性は高い。

 この発言は貴重だ。

 そしてこの発言は米朝首脳会談が進展する事を教えてくれる有力な証拠だ。

 何よりも、子供たちの時代にまで核保有を持つことを望んでいないと、金正恩委員長が考えているとしたら立派だ。

 米国の核の傘を最優先する安倍首相に聞かせたい言葉だ。

 安倍首相は金正恩委員長の足元にも及ばないと言う事である(了)

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2月24日(日)のつぶやき

2019年02月25日 05時45分51秒 | 受験・学校・学問
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早稲田大学「医学部」、創設が現実味…東京女子医大“吸収”が最有力か、意外な障壁構成=長井雄一朗/ライター

2019年02月24日 14時16分51秒 | 受験・学校・学問

早稲田大学「医学部」、創設が現実味…東京女子医大“吸収”が最有力か、意外な障壁
構成=長井雄一朗/ライター





早稲田大学早稲田キャンパス(「Wikipedia」より/Kakidai)

 昨年、早稲田大学の学長選挙で医学部設置を公約に掲げた田中愛治教授が当選し、早大の医学部創設が現実味を帯びてきている。田中学長は、「単科医科大学を吸収合併する戦略に絞って考えていく」とコメント、裏口入学事件を受けて補助金を大幅に減額された東京医科大学を吸収するのではないかと取り沙汰されている。

「基本的に他大学の統合・合併というかたちで早大医学部を創設していくと思います。他大学の医学部を統合するのではなく、田中学長は単科医科大学の吸収合併を視野に入れています。その“お見合い相手”は、世間で候補とみられている東京医科大学ではないでしょう。慶應義塾大学の安西祐一郎元塾長は『大学の統合はお見合い結婚みたいなもの』と表現しました。お互いが違う校風や歴史を持っているなかで、一緒になるわけですから。

 これまでの大学の統合事例としては、慶應大と共立薬科大、関西学院大と聖和大、上智大と同じカトリック系大学の聖母大が一緒になっています。関学のケースでは給与体系などの違いの問題などもあり、当初の予定よりも1年延びていますから、大学の統合はかなりエネルギーを使います」(大学業界関係者・A氏)

 では、相手が東京医科大学ではないとすると、どこが有力候補となるのだろうか。

「東京女子医科大です。実は早大と東京女子医大は、日本初の共同大学院(専攻:共同先端生命医科学)を設立しています。ほかにも早大は東京農工大とも共同大学院を設立しています。東京女子大学の敷地内に早大が校舎を建てて研究していますが、こうした経緯もあり、最有力候補として東京女子医大が挙がってくるのです。共同大学院は2010年4月に開設されたので、以降、両大学の校風や歴史の相互理解が深まっているものと想像できます。もし、早大が“お見合い話”を持っていくのであれば、東京医科大よりも東京女子医大のほうが先だと考えるのが自然ではないでしょうか」(同)

単科医科大学、苦しい経営

 しかし、東京女子大側で反対意見は浮上しないのだろうか。

「確かに、東京女子大にとって最大の支援組織である同大出身者の間で『日本でただひとつの女子医科教育の場を放棄するのか』という声があります。障壁となるのは、OG会の説得ですね。しかし東京女子医大病院は2001年と14年に起こした医療事故に端を発し、病院経営が厳しさを増しています。事故を受けて、厚生労働省は特定機能病院の承認を取り消しており、患者が減少しています。当然のことですが、大学経営にも悪影響を及ぼしています。

 こうした状況もあり、同大出身者には現役医師も多く発言力も強いものの、理事会ではそれほど反対は出ないとみられています。教授たちも、自分の研究費が維持されれば満足するでしょう。さらに、東京女子医大は医学部と看護学部しかないので、総合大学に組み込まれることによって経営が安定するというメリットもあります。このほかにも、両大学とも場所も同じ東京・新宿区ですから、地の利もあります」(大学業界関係者・B氏)
次のページ 早大が医学部を持つインパクトは、かなり大きい



 つまり、名古屋大が岐阜大を救済するように、早大が東京女子医大を救済合併するという構図だろうか。
「そうなりますね。今まで私大が一緒になるケースでは、総合大学が単科大学を救済する意味合いもありました。特にこれから少子化が本格化するなかで、総合大学と単科大学が一緒になっていくケースが増えるかもしれません。

 早大が医学部を持つインパクトは、かなり大きいです。おそらく早大は研究型大学を目指し、研究分野を拡大したいのでしょう。たとえば、車いすの研究でも医学部創設により、自前でできるようになります。当然ですが、医学部を創設すると病院経営があり、医学生の研修先になります。ところが病院経営が悪化すると、体力のない単科医科大学であれば、大学経営も直撃するのです。実は早大を卒業してから、他大学の医学部に入りなおしている学生も一定数おり、そういう人材も吸収できます」(同)

多様な人材を集める

 早大は医学部創設で学生の裾野を広げようとする一方、実は一般入試の合格者を減らす方針を打ち出している。

「早大のみならず大学は多様な人材を集めたいという意向を持っています。早大には北九州キャンパスがあり、地方からも人材を集め、国際学生寮を東京・中野につくり、さまざまな試みを各種実施しています。一般入試に頼らずAO入試、留学生、推薦入試、付属高校からの進学組からも集めて、キャンパスの活性化を図る意向があるのではないでしょうか。
 
 もう一つは、昨今の文部科学省による大学定員の厳格化です。実は早大には仮面浪人組が一定数いて、大学に通いつつほかの大学入試にチャレンジし、翌年に東大や一橋大に合格したら早大をやめる学生が存在します。仮面浪人組は一般入試組だけなので、一般入試組の合格者を減らせば、2年次も定員の厳格化は図れるとの考えもあるようです」(大学業界関係者・C氏)

 ちなみに不正入試事件に揺れる東京医科大は、今年の入試志願者数が昨年の3分の1になるなど不人気ぶりをみせている。

「東京医科大は過去の入試分に遡って追加合格を出したので、今年の入試合格者枠は減少します。しかも医学部の合格者は100人程度なので、10人追加合格者がいると1割減るので難易度が高くなります。しかも、公平な入試をするので男子のボーダーラインが上がるため敬遠されました。ちなみに以前、ある大学の歯学部が入試をめぐり文科省から厳重注意を受け、無視するのであれば卒業しても学生に国家試験を受けさせないとの厳しい指導を受けたことがあります。東京医科大も公平な入試を行わなければ、学生が医師国家試験を受けることができない可能性も出てくるため、絶対に公平な入試を行うでしょう」(同)

 いずれにしても、“早大医学部”誕生は近いかもしれない。
(構成=長井雄一朗/ライター)』

早稲田大学も少子化による18歳人口減少を見据えて医学部の吸収合併を考えていると思います。
医学部を新設すると費用も掛かり、医師養成には大学院も設置して10年の年月を要します。
早稲田大学は、合併するに当たり早稲田大学のレベルを下げないような伝統と歴史が有り、医学部としての実績の有る社会的評価の高い私立医科大学としかしないと思います。
慶応大学には、医学部があるの早稲田大学にはないとい言う長年の悲願達成と思います。
医学部合併と同時に医学研究と必要性の高い薬科大学との合併
2008年に4月慶應義塾と学校法人共立薬科大学は合併し、慶應義塾大学薬学部・同大学大学院薬学研究科が設置されたように早稲田大学医学部、薬学部が、早稲田大学に誕生為る日が、来るように思います。



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ドナルド・キーンさん死去 96歳 日本文学研究者、翻訳で国際化に貢献

2019年02月24日 10時52分32秒 | アート・文化


ドナルド・キーンさん死去 96歳 日本文学研究者、翻訳で国際化に貢献

2/24(日) 9:37配信

ドナルド・キーンさん=東京都北区で2014年10月21日、宮間俊樹撮影


 日本文学の国際化に貢献した文化勲章受章者で米コロンビア大名誉教授のドナルド・キーンさんが24日、心不全のため東京都内の病院で死去したことが分かった。96歳。通夜・葬儀の日程は未定。お別れの会を後日開く。喪主は養子のキーン誠己(せいき)さん。 

【写真特集】ドナルド・キーンさん死去 1953年ごろの貴重な写真も

 1922年、米ニューヨークで貿易商の家庭に生まれた。コロンビア大の学生だった18歳の時、英訳された「源氏物語」を偶然手に取り、みやびな世界に魅了された。太平洋戦争中には、米海軍語学将校として日本兵捕虜の尋問・通訳に従事。彼らが残した日記を解読するうちに、日本への関心をより深めていった。

 ◇三島由紀夫ら多くの文学者と交流

 戦後、大学に戻り、本格的に日本文学研究に打ち込み、53年には京都大大学院へ留学。後の文相で教育社会学者の永井道雄と親交を結ぶ中、中央公論社の嶋中鵬二社長を紹介されたのを機に、谷崎潤一郎や川端康成、三島由紀夫ら多くの文学者と交流。古典から近現代文学まで幅広い日本文学作品に精通し、太宰治や三島、安部公房らの作品を積極的に翻訳、紹介した。谷崎、川端、三島らの名前が候補に挙がったノーベル文学賞の事前選考にも、大学の同僚だった日本文学研究者エドワード・G・サイデンステッカー(2007年死去)とともに関わった。

 ◇2012年に日本国籍取得し話題に

 11年3月の東日本大震災の津波被害と原発事故を憂えて、「大好きな日本に永住し、日本人になる」と表明。生涯独身で、後に養子に迎える新潟県出身の文楽三味線奏者、上原誠己さんと06年秋に知り合ったことが日本国籍取得(12年)の最大の契機になったという。13年には、研究業績などを紹介する「ドナルド・キーン・センター柏崎」(同県柏崎市)がオープンした。

 日記文学を論じた「百代の過客」で読売文学賞と日本文学大賞(85年)、力作評伝「明治天皇」で毎日出版文化賞(02年)を受賞するなど多数の論考を著した。

 近年でも評伝「正岡子規」(12年)、同「石川啄木」(16年)を刊行するなど晩年まで創作意欲は旺盛だったが、18年3月の米ニューヨーク訪問後に体調を崩しがちになり、都内の病院で入退院を繰り返していた。公には、同年5月に埼玉県草加市で上演された「幻」の古浄瑠璃「越後国柏崎 弘知法印御伝記(こうちほういんごでんき)」の記念座談会で元気そうな姿を見せたのが最後となった。【中澤雄大/統合デジタル取材センター】

今の日米間の大事な時期に日本文学の国際化に貢献した文化勲章受章者で、米コロンビア大名誉教授のドナルド・キーン氏が亡くなられたのは残念に思います。

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HOME 天木直人のブログ お言葉で天皇陛下は韓国に言及されるだろうか

2019年02月24日 10時27分19秒 | 国際・政治
お言葉で天皇陛下は韓国に言及されるだろうか
2019-02-24
 
天皇御在位30年式典のきょう、毎日新聞が天皇陛下の過去の活動を特集記事で報じていた。

 その中で私が注目したのは1992年10月の天皇陛下の訪中である。

 当時の記憶は薄らいでいるが、訪中の是非について議論があり、訪中で語られるお言葉についても議論があったはずだ。

 その事に一切言及なく、毎日新聞の記事は、北京の人民大会堂で開かれた夕食会で当時の国家主席である楊尚昆氏と乾杯されている天皇陛下の姿と共に、つぎのようなあいさつ文の一部を淡々と紹介している。

 「我が国が中国国民に対し、多大の苦難を与えた不幸な一時期がありました。これは私の深く悲しみとするところであります」と。

 このお言葉は、93年の河野談話の中の、「・・・このような問題(筆者註:慰安婦問題のこと)を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する」と続き、そして1995年の村山談話で次のように結実した。

、「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。」

 この談話こそ、それ以降の内閣が継承する我が国の公式見解となったのだ。

 それを見直そうとしたのが安倍首相だった。

 しかし、安倍首相でさえそれを否定する談話を発表する事はできず、そのかわり、なし崩し的に逆行する政策を取り続けて来たのである。

 天皇御在位30年式典のきょう、はたして天皇陛下は、訪韓してお言葉を発する事の出来なかった代わりに、この機会に韓国や日韓関係に言及され、歴史認識について、せめて中国で発せられたお言葉を発せられるだろうか。

 いや、もっと踏み込んで、村山談話と同じような反省とお詫びの言葉を語られるのだろうか。
 
 それとも、安倍首相の検閲に従って一切の歴史認識への言及がないまま、お言葉は終わるのだろうか。

 それは今日の午後にわかる。

 明日の新聞各紙はその事をどう報じるのだろうか(了)

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2月23日(土)のつぶやき

2019年02月24日 05時43分50秒 | 受験・学校・学問
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山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』 政治の動きと分析 統計不正などの忖度政治を生む原因

2019年02月23日 14時45分22秒 | 国際・政治
 
立憲民主党福岡3区(福岡市早良区・西区・城南区の一部、糸島市)

統計不正などの忖度政治を生む原因

毎月勤労統計の不正でも首相秘書官の関与が明らかになりました。官邸主導と官邸一極集中の弊害、忖度政治の問題があらためて注目を集めています。

官僚主導の政治から政治主導(内閣主導)の政治への転換をめざし、橋本行革以来、内閣機能(官邸機能)が強化されてきました。その効果はてきめんでした。

いまでは政治主導が強くなりすぎ、内閣人事局による幹部人事の政治介入が官僚機構を委縮させて行政をゆがめています。森友・加計問題、統計不正など、政治主導の弊害の方が目立つようになったのが、安倍政治の現状です。

かつては官僚主導の弊害が大きく、それを是正する政治主導が唱えられてきました。こんどは政治主導が行きすぎて、政治主導の過剰の弊害が目立っています。右の極から左の極の行きすぎた感じで、ほど良い中庸な状況ではありません。

政治主導の行きすぎは、官僚機構の自律性を弱めすぎてしまいました。人事権をもつ官邸の方を向いた行政を生んでいます。国民の方を見るのではなく、官邸の方ばかり見ている幹部公務員が増えるのは、望ましいことではありません。その結果が忖度政治です。

安倍政権では今井首席秘書官をはじめ経産官僚が重用され、官邸官僚の多くは経産官僚です。個別の案件についての専門知識は農水省や厚労省、文科省といった各省の官僚の方が強く、官邸官僚は政策の専門性では劣ります。

しかし、官邸官僚は「首相案件だ」などと言って、各省の官僚を脅し、水戸黄門の印籠のように「官邸の意向」を示し、指揮系統をあいまいにしたまま責任はとらずに、強引に案件を進めます。森友・加計学園疑惑でも、毎月勤労統計問題でも、同じ構造だと思います。

安倍総理のお友だち優遇は第一次安倍政権時代から有名です。政治家も官僚も安倍総理との距離の近さが出世につながります。内閣人事局という新たな組織があるせいで、各省の幹部人事に情実がはびこり、官邸の意向に逆らった人物が左遷されたり、省内で評価の低い人物が官邸の引きで出世したりといった状況が常態化しています。それが霞が関の行政機構に機能不全を引き起こしているのは明らかです。

政治学・行政学の牧原出教授は、著書の「崩れる政治を立て直す」のなかで安倍政権について次のように述べます。

問題が生じたときに、政治家も官僚制も責任を取らない事態が生じている。政治主導でありながら、首相をはじめとする政治家は、官僚制に責任を転嫁する。官僚制は文書を廃棄し、知らなかったことを強弁して責任を逃れようとする。その結果、官邸の官僚チームとこれに従う各省幹部に対して、各省のノンキャリアを中心とする官僚たちが冷たい関係に立つ事態を生み出した。

まったくです。政治家が責任を官僚になすりつけるから、官僚は仕方なく公文書を改ざんしたり、ウソの答弁をしたり、日報がなかったことにしたり、統計データを不正に処理したりするわけです。ある意味で官僚も気の毒です。官僚よりも悪いのは、官邸の無責任な政治家たちです。財務省のノンキャリアの公務員は責任を押し付けられ自殺する人まで出ました。

政権の無責任体質を改め、責任ある立場にある政治家(首相や大臣)は、結果に対して政治責任をとることは当然です。当たり前のことを当たり前にできていないのが、安倍政権です。まずそこを改めるべきです。

次に安倍政権下で情報公開が後退しています。報道の自由度ランキングも先進国としては恥ずかしいレベルまで低下しています。情報公開を進めることが優先課題です。

外交秘密や防衛機密等も含め、中にはすぐには公開できない情報もあります。それは公文書としてきちんと保存して何年後かに公開し、歴史法廷に判断をゆだねることを明確化すべきです。「歴史に裁かれる」という感覚があれば、一国の指導者は変なことをしにくくなると思います。

そして官僚を過度に悪者にしてバッシングせず、政と官の適切な距離感を保ち、官僚制の一定の自律性を尊重することが大切です。情実人事や報復人事で霞が関に恐怖政治をしけば、官僚は委縮して恐怖政治に唯々諾々と従うしかなくなります。

権力者は人事権の行使には抑制的であるべきです。政治権力が幹部公務員の一定程度の人事権を持つことは必要ですが、その権限を濫用しない節度も大切です。忖度政治の弊害を防ぐのは、政治の側の自己抑制であり、私利私欲の情実人事を拒む自制心です。首相や大臣に必要なのは、謙虚さと自制心だと思います。いまの政権に欠けているものだと思います。

*参考文献:牧原出 2018年「崩れる政治を立て直す」講談社現代新書

 

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全日空でまた飲酒 30代副操縦士、呼気検査で判明 神戸−羽田で遅れ

2019年02月23日 14時34分46秒 | ニュース


毎日新聞2019年02月22日12時01分

 全日空は22日、30代の男性副操縦士が乗務前の呼気検査でアルコールが検出され、19日早朝の運航便が遅延したと明らかにした。全日空グループでは昨年10月以降、パイロットの飲酒による運航便の遅延が相次いでいる。

 同社によると、副操縦士は19日午前1時ごろ、宿泊先の神戸市のホテルで、いずれも350ミリリットルの缶ビール1本と酎ハイ半分程度を飲んだ。同6時過ぎに神戸空港に出勤した際、呼気1リットル中0・05ミリグラムのアルコールが検出された。副操縦士が乗務予定だった神戸発羽田便はパイロットを交代し、約1時間40分遅れて同8時44分に出発した。

 同社は規定で、宿泊先での乗務24時間前以降の飲酒を禁じている。【花牟礼紀仁】

飲酒運転ならぬ最近飲酒操縦が多いようです。
空の上、急に天候が悪化したりしないとも限りません。
以外とアルコール依存症為っている操縦士もいるのではないかと思います。

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社会 「嫌な思い」高3男子が自殺=いじめの有無、確認急ぐ―埼玉

2019年02月23日 09時36分34秒 | 受験・学校・学問

2019/02/22 20:56時事通信

 『埼玉県加須市で、県立高校3年の男子生徒が首をつって自殺していたことが22日、捜査関係者などへの取材で分かった。生徒の自宅から遺書のようなものが見つかり、「嫌な思いをした」という趣旨のことが書かれていた。県警などが詳しい状況やいじめの有無の確認を急いでいる。

 捜査関係者などによると、今月17日、男子生徒が公共施設の敷地で首をつって自殺しているのを通行人が見つけた。県警は学校関係者や生徒の友人、家族などに事情を聞くなどして経緯を捜査。県教育委員会も事実関係の確認を進めている。 』

自殺してから原因を調査しても後の祭です。
今の大人社会の投影なのか、虐めや自殺が無くならないのは平和な日本で、残念な事です。
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韓国の「反日運動」=「三・一運動」最中、安倍晋三首相は2月22日、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、皇太子殿下と面会、21日には天皇陛下に内奏、その真意は不明である

2019年02月23日 09時30分39秒 | 国際・政治

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
韓国の「反日運動」=「三・一運動」最中、安倍晋三首相は2月22日、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、皇太子殿下と面会、21日には天皇陛下に内奏、その真意は不明である
2019年02月23日 07時59分22秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
韓国の「反日運動」=「三・一運動」最中、安倍晋三首相は2月22日、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、皇太子殿下と面会、21日には天皇陛下に内奏、その真意は不明である

◆〔特別情報1〕
 韓国内では、文在寅大統領の政権下、丸で熱病に取りつかれたかのように「反日運動」が再燃している。その最中、安倍晋三首相は2月22日、東京・元赤坂の東宮御所を訪れ、皇太子殿下と面会し、4月30日の天皇陛下退位から5月1日の新天皇即位までの流れについて報告したとみられる。皇太子殿下が新天皇に即位された後、最初に会見する国賓となる見通しのトランプ米大統領の来日(5月26日)や、元号の選定手続きなども報告した模様で、皇太子殿下への報告は異例で、安倍晋三首相は2月21日には皇居を訪れ、天皇陛下に内奏を行っている。その真意は不明である。それも、三・一運動(1919年3月1日に日本統治時代の朝鮮で起こった日本からの朝鮮独立運動。独立万歳運動・万歳事件、韓国は「三一節」として祝日に指定)100年周年を控えての「反日運動」の最中である。正直言って、大半の日本国民は、無関心である。


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HOME天木直人のブログ一切報じられないまま迎える天皇在位30年記念式典...

2019年02月23日 09時19分53秒 | 国際・政治


一切報じられないまま迎える天皇在位30年記念式典の異常さ

2019-02-23



 あす2月24日、いよいよ辺野古移設の是非をめぐる沖縄住民投票が行われる。

 きょう2月23日の各紙がその事を一斉に報じている。

 ところが、その同じ日に行われる天皇在位30年を祝う式典の事は一切報じられていない。

 それどころか、これまでに天皇在位30年祝賀式典に関して報じたメディアは皆無だ。

 政府広報の広告を東京新聞と日経新聞が一度だけ掲載しただけだ。

 しかし、これは広告収入を得て掲載したわけだから報道ではない。

 唯一報道されたのは、数日前に共産党の穀田国対委員長が、天皇の政治利用に反対して欠席すると記者会見で述べた事だけだ。
 
 この報道のなさは、あまりにも異常である。

 私はこの異常さを何度も指摘してきた。

 メディアがそれを目にしていないはずがない。

 この異常さの裏には何かがある。

 何も知らされないまま、明日、当日の朝刊で、我々はそんなことが行われるのかと言う事を知るのだ。

 辺野古移設の住民投票の結果がどうであれ、安倍・菅官房長官コンビは辺野古移設は国策だと言わんばかりに粛々と強行すると発表するに違いない。

 その同じ日に、天皇在位30年を安倍首相は祝うつもりだ。

 これほど天皇陛下を悲しませることはない。

 それでも天皇陛下は式典をボイコットできない。

 究極の天皇いじめだ。

 こんな安倍首相を国民は絶対に許してはいけないだろう。

 自分の首相在位最長記録ばかり宣伝報道してどうするんだ(了)

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2月22日(金)のつぶやき

2019年02月23日 05時53分34秒 | 受験・学校・学問
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