教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

東北電、供給力増強へ腐心 豪雨被災地、頼めぬ水力

2012年02月20日 16時52分59秒 | 社会・経済

河北新報 2月20日(月)9時28分配信 『東北電力の電力供給力をめぐっては、昨年7月の新潟・福島豪雨で停止した水力発電所の運転再開が遅れていることも課題だ。特に福島県金山町にあり同社の水力としては最大規模の発電所が、当初の稼働予定から4カ月経た今も動いていない。地元住民が「発電用ダムの放水が被害拡大につながった」と訴えているのが理由で、補償や安全対策を求める声への対応が鍵となりそうだ。
<昨年10月再開予定>
 豪雨では東北電の福島、新潟両県の29カ所の水力(合計出力約100万キロワット)が被災し停止した。同社は当初、比較的被害の小さい18カ所の運転を昨年中に再開させる予定だったが、現段階で再開できているのは15カ所にとどまる。
 再開が遅れている発電所のうち、出力が最も大きいのが福島県金山町の只見川沿いの第2沼沢発電所(46万キロワット)。夜間に水をくみ上げて貯水し、日中に発電する揚水式で、設備被害はほとんどなく、東北電は昨年10月に運転させる方針だった。

<来月にも対策要望>
 豪雨で金山町では、只見川沿いの住宅など約250棟が浸水被害を受けた。上流には東北電や電源開発(Jパワー)などの複数の発電用ダムがあることから、「放水も被害の原因」との声が豪雨後に上がった。
 住民らは1月、被災者の会を結成。3月にも東北電やJパワー、国に補償や安全対策を申し入れる方向で、東北電も住民を無視する形での運転再開を見送っている。
<スケジュール未定>
 豪雨時の放水に関して東北電は「適正だった」との立場で、家屋や農地の補償、水害防止策などを求める被災者の会との間には隔たりがある。町も「町民が納得できる対応を、発電事業者がとるかを見極めたい」(総務課)と静観している。 第2沼沢を含む周辺の水力の一部は、東北電が昨年11月に試算した今夏の供給力に含まれている。第2沼沢の再開見通しについて、東北電は「具体的なスケジュールは未定。住民の理解を得られるように引き続き努力したい」と述べるにとどまっている。 』

、昨年7月の新潟・福島豪雨で地元住民が「発電用ダムの放水が被害拡大につながった」と訴えているのが理由で、補償や安全対策を求める声があがっているので、東北電力側は、豪雨時の放水に関して適正だったかどうか専門家に依頼して調査し、家屋や農地の被害状況も誠意を持って実態調査すべきでは有りませんか。発電用ダムの放水が被害拡大の原因なら今後豪雨への安全対策を立てたり、水害防止工事をしないと今後最大規模の水力発電所の稼働が出来ないとカ夏の深刻な電力不足の問題も生じると思います。東北電力側は、住民側と話し合い企業の責任として説明責任を果たし、国土交通省の支援の下補償すべきです

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京大学の秋入学の是非。山... | トップ | 握力が強いほど長生き、循環... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿