教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

政治家に必要な楽観性!山内康一『蟷螂の斧』

2012年11月30日 20時52分18秒 | 国際・政治

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みんなの党の創業メンバーは、みんな楽観的だと思います。
いまでこそ新党乱立と言われていますが、2009年段階では
民主党政権誕生が確実視され、新党を創るのはリスクでした。

「みんなの党」という名称も決まっていない段階では、
マスコミから「渡辺新党」などという通称で呼ばれて、
泡沫政党扱いだった記憶があります。

そんな状況で新党を創ろうと集まった創業時の国会議員は、
渡辺代表、江田幹事長、浅尾政調会長、私の4名ですが、
みんな楽観的だった気がします。

お金もない、組織もない、知名度もない、という船出でした。
今回の総選挙でも他の新党の勢いが強く、困難な状況ですが、
それでもみんなの党の主要メンバーは楽観的だと思います。

なんにも考えてないような空想的な楽観主義は問題ですが、
政治家には「適度の楽観性」が不可欠な要件だと思います。
いろんな名言がありますので、ご紹介します。

経済史家のデイビッド・ランデス氏はこう言います;
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最後は楽観主義者が勝つ。
それは彼らがつねに正しいからではない。

それは彼らが前向きだからである。
間違った時でも、彼らは前向きである。

それのみが、間違いを正し、改善し、
成功を手にする道なのである。
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第二次大戦の名将のアイゼンハワー大統領はこう言います;
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指揮官はまず楽観的であることが重要である。
指揮に自信と情熱と楽観の匂いがなければ、勝利はおぼつかない。
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小林秀雄氏も政治家に必要な資質として次の要件を挙げています;
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①見たいと欲しない現実までも見すえる冷徹な認識力
②一日一日の労苦の積み重ねこそ成功の要因と信じて、
  その労をいとわない持続力
③適度の楽観性
④いかなることでも極端にとらえないバランス感覚
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これから厳しい選挙戦ですが、「適度の楽観性」を保ちつつ、
現実的に、前向きに、戦い抜いていきたいと思います。

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