『 家事の手伝いや近所の人へのあいさつなどを行う小中学生の割合が、この11年間で増加したことが、独立行政法人 国立青少年教育振興機構www.niye.go.)の2009年度調査で14日、分かった。
同機構は今年1~2月、全国の小中高生と保護者計約3万5000人を対象にしたアンケートを実施。このうち小4と小6、中2の手伝いと生活習慣について、同様の調査を行った1998年度と比較した。
その結果、買い物の手伝いを「いつもする」「時々する」と答えた子供の割合は、98年度より14ポイント増えて70%となった。食器をそろえたり片付けたりする割合も同10ポイント増の73%、掃除・整頓の手伝いは同13ポイント増の64%だった。また、朝の洗顔や歯磨きを行うのは3ポイント増の95%、近所の人や知人へのあいさつは同5ポイント増の83%と改善した。 一方で自然体験は大幅に減った。昆虫採集をしたことが「何度もある」「少しある」と回答した子供は22ポイント減の59%、海や川で泳ぐ体験は20ポイント減の70%となった。』(2010/10/14-10:17)時事通信
早期の幼児教育や小さい時からの塾通いよりも家事の手伝いや近所の人に挨拶をする小中学生の割合が、この11年間で増加したことが、国立青少年教育振興機構の2009年度調査で14日、分かったのは良いことでは有りませんか。親御さんが近所の人に挨拶もしない人が今まで多かったようにも思います。親御さんが挨拶をしないと子供達も見習って挨拶をしませんよ。挨拶は人間生活と社会生活の基本です。大人でも子供達でも同じで事が言えます。明るく元気な声で挨拶されますと相手にも良い気が伝わり、気持が良く笑顔で挨拶を返してくれるでしょう。人間疎外の日本の現代社会で、挨拶の大切さが忘れられているのでは有りませんか。朝起きると顔と口を洗い、まず神棚の榊の水を変えて水を変えて供え、蝋燭でお光を上げて、仏壇の仏様仏花の水を替え水やお茶を供え、蝋燭とお線香を火を付けて上げ拝み朝食を頂くのが今までの日本の家庭の朝の一日でした。家庭で親御さんのすることを子供達は、小さい時から見ていて親御さんの背中から見ていると思います。家の買い物のお手伝いや食器をそろえたり片付けたりする、掃除・整頓の手伝いを余りしなかったのは日本の子供達だけではなかったのではないでしょうか。習い事や受験勉強の方が大切ではお母さんが家事のお手伝いをさせなかったのではないでしょうか。勉強が出来て家事を手伝ったことも女の子が、頭が良くなり一流大學に合格しても料理も出来ない掃除洗濯や家事も不得意な大人の女性になったら困ります。今までそういう女性も多かったと思います。料理上手な男性を良いと言う傾向にも現れています。教科書の中で、知識を学ぶだけではなく日常生活の中で学ぶ大切さを学力向上ばかりに囚われて勉強第一主義で忘れに人間社会から学ぶことをおろそかにしてきたと言えます。戦後65年戦争も無く平和な日本で家事や家の手伝いをせずに済んだ恵まれた日本の国の家庭と思います。お父さんやお母さんの共稼ぎ家庭や御仕事の忙しい家庭も有り、お母さんが、疲れてしんどい時や健康を害したり体調を崩されたりしている時も有ると思います。是非家事や家の事を手伝ってお役に立って下さいね。
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