『新型インフルエンザで入院した子どもの約8割は肺炎など呼吸障害が原因で、熱性けいれんや意識障害などが主な原因となる季節性インフルエンザとは異なる特徴が見られることが、東京都立府中病院などの集計でわかった。 23日、都内で開かれた日本小児科学会(会長=横田俊平・横浜市立大教授)の緊急フォーラムで報告された。 同病院の寺川敏郎・小児科医長らが、同病院と都立墨東病院、都保健医療公社荏原病院に7月から9月7日まで、新型インフルエンザの疑いで入院した子ども23人を調査した。19人が呼吸障害で入院しており、うち7人はぜんそくの持病があった。既往歴はあるが現在治療をしていない子どももいた。入院した23人は全員、治療で回復した。』2009年9月24日 読売新聞
新型インフルエンザウィルスに感染した時に入院しないで済むように喘息を持つ子供達は、常日頃から喘息の治療をきつちりして置く必要が有るのではないでしょうか。又過去に喘息に掛かった子供達も専門医の診察と検査を受ける必要が有ると思います。喘息になり、気管支や肺の機能が弱くなっているのかも分かりませんね。従来から季節性のインフルエンザでも喘息のある子供達にはインフルエンザワクチンの接種が大切と勧められていましたが。季節性インフルエンザと新型インフルエンザの相違点は、肺炎や呼吸障害が原因で入院する子供達が多いという事実が分かりましたが。喘息を持病に持つ子供達が新型インフルエンザウィルスに感染すると肺炎や呼吸障害を起こすと言うことは新しい医学的発見と思います。新型インフルエンザの治療にもこれからきっと役立ちますね。喘息はなかなか治らない病気なので親御さんも本当に困りますね。大気汚染による空気の汚れ、子供達の日常生活での精神的ストレスも要因になっていると思います。