テレビで観る限り、コロナの「コ」の字も感じさせない熱く、激しく、美しい世界。一方で、3千人を超えたとする感染者。どちらもこの地、東京なのだ。
この不思議な光景を、私たちはどう受け止めていいのか、戸惑いつつ日々を送っているかのように見える。
五輪は中止、しかしアスリートたちには声援を送る。
矛盾はしているだろうが、案外、ほとんどがこんな感覚なのではないか。
分裂した思考は、なにも私たちが悪いのではないと確信する。
2つの相反する(と見える)空間を作ってしまったのは、いったい誰なのか。
それは、コロナ禍に対しての、中途半端な対応をしていた政官の体たらくな姿勢であり、金権体質、国家の威信から、逃れられなくなった政治家、IOCたちであろう。
よくよく整理して、「終わってよかった」「ま、楽しんだから、もういいんじゃない」と、頭を軽くしてはならないのだ。
だれが得をしたのか、損をしたのはだれか、それはなぜなのか、泣いたものはだれなのか、だれが泣いたのか、それはどうしてか。
心は熱く、頭は冷たくして、粘り強く考えよう。
この不思議な光景を、私たちはどう受け止めていいのか、戸惑いつつ日々を送っているかのように見える。
五輪は中止、しかしアスリートたちには声援を送る。
矛盾はしているだろうが、案外、ほとんどがこんな感覚なのではないか。
分裂した思考は、なにも私たちが悪いのではないと確信する。
2つの相反する(と見える)空間を作ってしまったのは、いったい誰なのか。
それは、コロナ禍に対しての、中途半端な対応をしていた政官の体たらくな姿勢であり、金権体質、国家の威信から、逃れられなくなった政治家、IOCたちであろう。
よくよく整理して、「終わってよかった」「ま、楽しんだから、もういいんじゃない」と、頭を軽くしてはならないのだ。
だれが得をしたのか、損をしたのはだれか、それはなぜなのか、泣いたものはだれなのか、だれが泣いたのか、それはどうしてか。
心は熱く、頭は冷たくして、粘り強く考えよう。