息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

東京で2つの対極世界 しかしそれは

2021年07月28日 20時49分57秒 | 教訓
テレビで観る限り、コロナの「コ」の字も感じさせない熱く、激しく、美しい世界。一方で、3千人を超えたとする感染者。どちらもこの地、東京なのだ。
この不思議な光景を、私たちはどう受け止めていいのか、戸惑いつつ日々を送っているかのように見える。
五輪は中止、しかしアスリートたちには声援を送る。
矛盾はしているだろうが、案外、ほとんどがこんな感覚なのではないか。
分裂した思考は、なにも私たちが悪いのではないと確信する。
2つの相反する(と見える)空間を作ってしまったのは、いったい誰なのか。
それは、コロナ禍に対しての、中途半端な対応をしていた政官の体たらくな姿勢であり、金権体質、国家の威信から、逃れられなくなった政治家、IOCたちであろう。
よくよく整理して、「終わってよかった」「ま、楽しんだから、もういいんじゃない」と、頭を軽くしてはならないのだ。
だれが得をしたのか、損をしたのはだれか、それはなぜなのか、泣いたものはだれなのか、だれが泣いたのか、それはどうしてか。
心は熱く、頭は冷たくして、粘り強く考えよう。
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「火口のふたり」白石一文

2021年07月28日 19時06分47秒 | こんな本を読みました
新刊が出たのだが、まだ未読の方から読むことにした。
彼の作品には、いつも半分失望、半分期待を抱きながら読んでいる。
ストーリーテラーとしては優れている反面、セックスには深みが、社会問題の扱いには人物や小説の展開から遊離した「添え物」程度にしか描かれていないことに不満を感じてきた。
この小説も、同じ読了感。
さて、新作は克服されて?
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