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期限付採用とはいったい何なのか

2012年10月21日 00時01分49秒 | 教育を考える
去年、産休代替として一緒に組んでいた同僚が、来年度の教員採用試験で、「期限付採用」として
「合格」(?)しました。

その名の通り、正式採用ではありません。
来年度、産休、育休などのピンチヒッターとして、名簿に登載され、需要があれば「雇われる」、
そんな身分での採用形態です。

都は、他県と異なり、「臨採」(埼玉の「助教諭」のような)はなかったのですが、ここ数年、
この「期限付採用」が、正式採用と、ほぼ同じ人数でプールされるようになっています。

もちろん、正式採用ではありませんから、また次の年度の採用試験を受けなければなりません。
1年後の自分の見通しがたたない、しかも働きながら試験の準備もしなければならない。
とても不安な彼ら、彼女らです。

「お前は正式採用ではないのだ」と判定しながら、現場では、正式採用の教員と同じ仕事をさせる。
子供の前では、「期限付」も「正式」も差異はないのですから、このギャップに矛盾を感じながら
働いている人も多いことでしょう。

おそらく、この採用方式をとった主な理由は「金」なのでしょう。

都の基本的な姿勢が、ここに現れています。

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