Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

会いたい切なさを理解できぬ人…

2024年01月23日 17時16分41秒 | 人生訓・人生論・人の生き様・年末年始賀正・正月祝・祝誕生日・記念日・祝祭日旗日
 以前、ゲイなのかわからぬが、たしかミッツ・マングローブという男性であり、女性的な風貌の趣をした人が言っていた。「最近の歌は、皆が皆、『会いたい』という歌ばっかりで、うんざりする」といったような感じで、その頃の風潮を嘆いていた。
 それは、コロナ以前の頃の話であり、今、こんな事を言えば、各所から非難罵声を浴びた事は想像に難くないが、それでも、私は、その頃から、その意見には、否、否定的な感覚をいだいていた。
 それは、「会いたい」という感情が、とても自然で、人間には切っても切れない、自由で、何物にも捉われない感情感覚だと思い、信ずる私の気持ちからすると、その「何でもかんでも『会いたい』はいけない、気色悪い傾向」というのは、極論、それら、古典を、日本人が紡いで来た伝統文化というものを、そのミッツとかいう人は、学んではいないのではないのか、と勘繰りたくもある。
 昭和歌謡を紐解けば、ほとんどが、男女のすれ違いや、逢引の歌、不倫の歌、正々堂々とお互いの愛を表明するに当たり、「会いたい」事の表明の歌…。それこそ枚挙にいとまがない。平成令和歌謡も似たようなもの。
 それに加えて、日本の古典の、万葉集、古今和歌集、新古今和歌集などの、男女の逢引の歌などは、皆、相手を恋焦がれた、「会いたい」が詰まった歌ばかりだ。
 外国に目を転じても、そういった、会いたいと願う若者を中心とした、歌は一杯ある。
 私は、ミッツ・マングローブという人が、何でこんな、訳の分からない、男女の仲を引き裂くような、敢えてそれに背を向けたような、歌の批評をしたのかはさっぱり分からない。何か同性愛者による、異性愛への嫉妬、愛憎に基づくもののようにも捉えられなくもない。
 それに「会いたい」とは、男女間だけの事に留まらず、親子関係他、全ての人間関係に当てはまる。最近では、コロナ(これは人類始まって以来の疾病の巨大な詐欺のような気もするが)が流行ってからというものの、「会いたい」は万人の、特に、施設に親、兄弟、親戚などを預けた人にとっての「合言葉」ともなった。
 子供だって、親だって、お互いに、少しの時間の合間の別れ、学校等の時間を越えれば、早く会いたいと思いが募るから、家路を急いで、家族の待つ我が家へと帰り来るのであろうに。それがなぜに分からないのか。
 私は、そんな屁理屈、私のこれら文章を、へそ曲がりの人達は、むしろ私の方がへそ曲がり、と受け止められやしないかと、ただ、怖れる。私はここでは、万人が思い認めると信じ得る、正論を述べているに過ぎない。あべこべに捉えられては非常に困るのだ。
 私は例え、芸能界というものに、仮に「権威」のようなものがあろうとも、それに臆せず、屈せず、コワくもなんともなく、むしろ、その「権威」とやらに一人立ち向かったって、何とも思わない位、私は現在、中立の立場にいる。そこが私の無論、私の強みでもある。自由に何物にも捉われない、勝手に言い放題の点がねえ。
 とにかく、世の中には、千差万別、色々な捉え方、それが、私が先日、ユーチューブ動画に出演して読み上げた武者小路実篤の「人生論」のお金の話の中で、金もうけの為に、自分の思想、生き方、考え方を売る者や、それこそ、人から蔑まれるような商売を商う者など、千変万化の仕事があるとその本で教えられたが、正に、ミッツ氏は、思想、考え方を世に問うたわけだが、それが的を射た考えだったかは、どうにも、その方の一時的、感情的な、その場限りの、全然、自分の「人生論」にはなってはおらず、ただの上辺だけの、もしかしたら、自分の思い付きの言葉に、同調者を求めたかっただけの話なのかも知れない。
 それでは、世の中を単に騒がした、騒ぎ屋のような役目を担っただけである、まさしく。
 私はそのニュース記事は、確かコロナが起こる前の、ヤフーニュースなどの、ポータルサイト・検索エンジンの流す記事をつい見てから、ずっと気にはなっていて、今日、その事で意見をしたまでの事であって、その人のなりや、思想は知らないし、全く私は興味もない人ではあったが、発信力としては、その当時では、力のあった人ではあったので、敢えて、異論を差し挟ませて頂いた次第である。時々、私もこうして、映像のみの発信ばかりではなく、長文の文体の、文章をものしてみたいと思う時もあるのだと、自省を交えながら、書き送る次第です。
 以上。よしなに。wainai


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