昨日、広島マツダスタジアムで行われたセントラルリーグCSファイナルステージ広島対DeNAの5回戦目は、DeNAが4番筒香のHRなどで9-3と広島を圧倒、初戦降雨コールドゲームで広島がアドバンテージ1勝を加えた2勝目から、3回戦以降降雨順延2回を経てDeNAが4連勝し、遂にレギュラーシーズン3位のDeNAが19年ぶりに3回目の日本シリーズ進出を決め、パリーグのレギュラーシーズン優勝のソフトバンクと日本一を争うことになった。
セリーグで、レギュラーシーズン3位のチームの日本シリーズ進出は初めてのことだ。レギュラーシーズンでは2位阪神に4.5ゲーム差、首位広島には14.5ゲーム差の3位チームの下剋上になった。
DeNAは1960年、前身の大洋ホエールズ時代、名将三原監督、1998年横浜ベースターズ時代に権藤監督で2度の日本シリーズ出場でいずれも日本一になっている。
日本シリーズの相手になるソフトバンクは、日本シリーズ17回出場7回日本一になっている強豪だが、2005年、2006年にはレギュラーシーズンで1位や優勝していながら日本シリーズ出場を逃しているように、下剋上を2回もやられている。
このように今季の日本シリーズは、異色の対決となったが、DeNAは勢いに乗っており、下剋上を2回もやられているソフトバンクだけに、面白い試合が見られそうだ。
しかし、レギュラーシーズンで圧倒的強さを見せた広島が、日本シリーズに出ることができず、優勝した意味がないようなクライマックスシリーズの矛盾は消すことができない。「関連:10月22日」
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