正さん日記

世の中思いにつれて

いよいよ駆けつけ警護が現実に、自衛隊130人が南スーダンに赴任

2016-11-19 14:58:06 | 政治

 国民の多くが反対したのにもかかわらず、昨年9月に強引に成立させた安産保障法制に基づきPKO活動で駆けつけ警護の任務に、自衛隊約130人が南スーダンへ出発した。

 駆けつけ警護は、国連司令部などの要請を受け、離れた場所にいるPKOやNGOのスタッフらを保護する任務だ。安保法により、妨害者には小銃などで威嚇や警告射撃ができる。しかし、場合によっては相手との銃撃戦になりかねず隊員の危険は当然高まる。

 駆けつけ警護はPKO5原則に基づき行い、具体的には、(1)停戦合意が成立(2)紛争当事国によるPKO実施と日本の参加への合意(3)中立的立場の厳守(4)基本方針が満たされない場合は撤収できる(5)武器の使用は命の防護のための必要最小限に限る、となっているが、現在の南スーダンは必ずしもこれに当てはまる情勢になっていないとの指摘もある。

 PKO活動に参加した自衛隊は、今日まで表向き戦争現場に直接関わらず、戦死者は1人も出していないが、いよいよ安保法は実際の運用段階に入り、自衛隊員の命が現場における不慮の事態により失われかねない状況になった。「関連:9月20日


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