正さん日記

世の中思いにつれて

韓国、朴大統領の事情聴取の日程決まらず、深まる混乱

2016-11-16 14:40:50 | 世界

 韓国の朴槿恵大統領は、一連の疑惑解明のため、現役大統領としては初めて特別検察の事情聴取に応じるとされているが、朴大統領が依頼した弁護士は、準備のため一定の時間が必要との理由で、日程については明日、明後日とはいかないと述べた。

 その中で、日にちのかかる理由の1つに朴大統領の女性としてのプライバシーが絡んでいると述べたとのことだ。

 テレビのコメンテーターの言では、2014年4月のセウォル号沈没事件の際、朴大統領が7時間ほど不在で連絡が取れず、この時間に恋人と密会していたとの噂が飛び交ったが、その恋人たる人物は崔順実容疑者の夫ではないかというとんでもない疑惑で、もしそれが事実としたならば、さらにスキャンダルに輪をかけ、もはや朴大統領は退任するしか道がなくなりそうだ。

 朴大統領が退任すると、60日以内に大統領選挙を行わなければならないが、1年余り先の大統領選挙に立候補を予定している現国連の潘基文事務総長、最大野党・共に民主党の文在寅元代表。国民の党の安哲秀元共同代表らがまだ準備が整っていないため、できれば朴大統領の権限をはく奪し、飼い殺しで任期まで伸ばしたいという思惑があるようだ。

 しかし、これでは怒りに震える国民の理解が得られないという考え方もあり、両面の計算で韓国の次期大統領選びが行われそうだ。

 朴大統領の権限をはく奪し、名前だけの大統領として延命させた場合は、韓国は内外で政治空白を招く恐れも出てくる。「関連:11月15日

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