正さん日記

世の中思いにつれて

豚インフル、遂に日本上陸か

2009-05-01 06:15:35 | 世界
 遂に日本で豚インフルエンザ感染疑惑が出た。WHOは豚インフルの呼称を「インフルエンザA型(H1N1)」と名付けたが、日本で初めてインフルエンザA型感染の疑いがあるのは、横浜市内の男子生徒(17)で、高校の校長はこの生徒がカナダから帰国した4日後に発熱するなど体調不良を訴えていたことを明らかにした。
 カナダでは別の生徒1人と滞在、この生徒にもせきが出たが、異常はなく、保健所は自宅待機を指導したという。
 校長らによると、男子生徒を含む2年の生徒554人が4月10日から、「北米研修プログラム」として、カナダと米国の6都市に分かれてホームステイ。生徒はカナダ西部のブリティッシュコロンビア州ビクトリア市の家庭に、別の男子生徒と2人で滞在したという。
 
 感染の疑いがある男子生徒は同市に滞在したほかの114人とともに25日に帰国したが、29日に部活動を午前で終え帰宅したところ発熱した。近所の病院の検査では陰性だったが、熱が39度近くになったため、翌日に別の病院を受診。インフルエンザの疑いがあると診断され、保健所の指示で市立市民病院に救急搬送された。
 もう一人の生徒は軽いせきが出たものの、発熱などはないという。同校では全生徒と保護者に対し、1日から6日まで臨時休校と自宅待機を通知し、研修に参加した生徒の健康状態を調査している。
 校長は「生徒の母親から、熱も下がり快方に向かっていると聞いて、ほっとした」と安堵(あんど)の表情を見せた。「時事通信」 
 
 この生徒が帰国したのは25日なので、「フェーズ3」の段階であり、空港における帰国便検査を徹底する前だったため、検疫もなく帰宅していた。
 このような例が明るみに出ると、検疫徹底前に帰宅した人はもっと大勢いるはずであり、今後、陽性の人が顕在化してくる可能性は否定できない。
 また、この高校生と行動を共にした人は多数いると思うので、これらの人達は、帰国後10日以上日が経たないと、陰陽の判定がでないので、暫くは様子見の状態になる。しかし、全部を把握できないと、保菌者が知らない内に巷に出ることになり、そこから感染することによって、いよいよパンデミックに陥ることになる。
 
 こう考えると、空港や港における水際作戦といっても、完璧とはいかず、極めて困難性があり、後は、国民がマスクの着用や、手洗いをこまめに行うなど自己防衛に徹することや、予防薬の早期、大量生産を急ぐしか防御の方法が無くなる。
 昨日は、空港で検疫に合い陽性反応が出た女性は、香港A型と判定されたが、この高校生も「インフルエンザA型(H1N1)」では無いよう祈りたい。「関連:4月30日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする