このブログは「正しい食事を考える会」と言うタイトルで記事を書いています。
その目的は米の消費拡大です。
日本の食生活は、戦時中は、いやいや大東亜戦争の戦前から話さねばなりません。狭い日本に多くの人が住み、食糧は不足していました。そこで、食糧輸入を考えなければなりませんでした。台湾と朝鮮は植民地でしたのでここから米を移送しました。台湾と朝鮮は植民地ですので、輸入ではないので移送と言うのです。
戦争中は食料は不足し、国民はひもじい思いをししていました。食糧管理法と言って食糧は国が買い上げて配給すると言うことを行っていました。配給がどれだけあったか・・・一人1日2合以上、ご飯茶碗7杯くらいあったのです。しかし、一食ごはん2杯では食糧は不足で、国民は飢えていました。
国民の願望は「ごはんをもっと食べたい」ということで、密かに農家に行ってコメを買いました。この行為は食糧管理法違反でヤミ米と言われるものです。
兵隊に満足には食糧を送れません。兵隊は食料も弾薬もなく悲惨な戦いをし、苦しんで死んで行きました。戦争はすべきでなかったのですが、もし、中国は尖閣諸島に侵攻してきた場合、戦争はしないと言って尖閣を明け渡すのでしょうか。中国は尖閣諸島の次は琉球とすでに言い始めていますよ。
終戦になりましたが、食糧不足の中、台湾、朝鮮からの米の移送はなく収穫が待たれました・・・が何と言う不幸なことか、その年は不作になり食糧不足は清国になりました。
そして、外国から復員者、引揚者が引き上げてきて、食糧は底をつきました。悲しいことにに日本国民は「米よこせ」と騒ぎ、アメリカの援助を要望したのです。
この日本のコメ不足を最初はアメリカも純粋に援助しました。そこには援助をアッピールし売名気持ちも有ったり慈善団体の慈善行為もありましたが・・・・日本の食糧不足の中、アメリカでは戦時中の食糧供給国と言う立場から戦後先進国は食糧自給率100%を目指し食糧増産を目指したため、アメリカの輸出が減少し、農産物の在庫が過剰になり、復員兵が農業に力を入れ、農産物の生産は向上し、輸出は減少し、倉庫は勿論穀物を保存できるものに保存したが、保存場所がなくなり野積みされる状況にあって、輸出拡大が時の大統領アイゼンハワーの最大の課題になっていたのです。 参考になる記事を見てみましょう。
「日刊ベリタ : 記事 : 【戦後史のなかの農業】第5回 米国世界戦略に ...
www.nikkanberita.com/read.cgi?id... -2009年10月16日 – 【戦後史のなかの農業】第5回 米国世界戦略に組み込まれた日本農業 大野和興. 飢餓から始まった日本の戦後にとって、食糧増産は最重要な緊急課題だった。政府は手厚い食糧増産予算を組んだ。1953年度においてさえ、政府予算に占める ...
米と麦の戦後史ー学校給食の裏面史 「アメリカ小麦戦略」からー8 ...
2010年7月8日 – 米と麦の戦後史ー学校給食の裏面史 「アメリカ小麦戦略」からー8 ... 終戦後の食糧難時代にはアメリカの善意による小麦、脱脂粉乳などの食糧援助によって、そして昭和30年代になるとアメリカ小麦戦略によって、学校給食ではパンと牛乳が ・・・」(この記事は私のこのブログ2010年7月8日 に投稿しているものです)
戦後の栄養改悪運動の歴史2009-07-02 」
アメリカは日本をアメリカ余剰農産物の輸出国に選び、日本に農産物を捨てる気持ちで対処したのです。輸入した小麦を日本国内で販売した場合、その代金のかなりの分を日本に貸し付ける。その代金の一部はアメリカがアメリカ農産物拡大の宣伝に使用するという取り決めをしたのです。学校給食導入に関しては最初は無料で提供したのです。その無料の小麦を使って学校給食を行うためにはパンを焼く施設の作成が必要になり、それを作ったところ小麦は有償になったのです。そのため無料だった学校給食は父兄の負担となってきました。
その後アメリカは日本国内での小麦販売額からの資金を活用して、日本国内で小麦の消費拡大の諸々の施策講じ、日本人の食事をパンとミルクとメンやその他粉食奨励を行ったのです。
また、アメリカの余剰農産物の一つトウモロコシの輸出拡大のためには、日本人に肉や卵や牛乳を飲ませる戦略を立てたのです。
食の欧米化、欧米食が良い食事だと言うすり込みを行ったのです。農家は畜産業に手をだし農協は飼料工場を建設し、飼料輸入を商社に代わって行い、専用船まで保持し日本人の食の欧米化をすすめ、教育の場は欧米食の宣伝の場となり、つぶれかかっていた女子栄養大はアメリカのテコ入れを受け、欧米食の推進の場になり、欧米食を指導する栄養士を育成し、日本は欧米食最上主義の移行実践の場になってしまい、歴史的な食性変更の実験の場となり、コメを中心とした日本食は葬りさられ、コメの生産は減少し、生産制限を行って国民の食糧を担っていた田畑は工場や、パチンコ店や、大型店や、道路やいろんな施設に使われ、コメの生産力は破壊され、食糧自給率は25%と世界で最低ランクに下がり、日本は恒久的に輸入に頼らざるを得ない状況になっています。
こう言う、状況でもまだコメの生産量が800万トンほどあり、これを駆逐しアメリカ小麦の輸出をしようと企んでいるのがTPP加入問題です。778%の関税で防御されている米を関税撤廃すれば、米や麦の輸入食糧には太刀打できなくなります。
TPPは輸出業に関わる人は輸出がやりやすくなりますが、輸入品を扱う業者も安く入ってきますのでやりやすくなると言われていますが、確かに農産物等競合品は競争に勝てずに破壊されてゆくことになりますが、TPPは24項目にわたっていることで、アメリカの経済向上に役立てようと考えているのです。
TPPは
「およよと驚く毎日 TPP:国民に知らされない問題点
oyoyo7.blog100.fc2.com/blog-entry-1517.html -
2011/11/11 – 文末にTPPの問題点が、簡潔にまとめてあります。 なかなか分かり易いです。 つまるところ問題点は、あらゆる分野で治外法権が認められてしまうという点に尽きるかと思います。 国民の生命や財産を守るためであっても、関連する国内法が .」
私は、日本を戦争に引き込んだアメリカ、日本を破壊したアメリカ、日本を原発の実験場にしたアメリカです、戦後日本を植民地のごとくにアメリカの国益のために利用したアメリカです。
TPPは日本が参加しないと価値がないとアメリカの学者入っています。
「ゴードン:まず、申し上げておきたいのは以前にWSTに書いたことですが、日本が参加しなければTPPに価値は無いと言うことです。日本抜きのTPPはさほど影響力のあるものにはならなりません。」(20130103 _BSプレミアム_ザ外交2013,第2部―混沌の世界経済―)
「ソリス:アメリカにとって日本が加わることは大変重要です。TPPは現在話し合われている貿易協定の中で最も重要なものです。この交渉はアメリカにとり、立ち位置を確かめなおす機会となっています。この交渉の前にはアジアの構想の中でアメリカが取り残されるのではと懸念が・・・アメリカアジア・環太平洋地域の総合・・として現在機能的な役割を取っています。しかしこれがうまく行くかどうかはこれをどこまで拡大できるかにかかっています。」(NHKBS1 ASIAN VOICES「日本の課題~Part1 TPP FTA~」)
消費者として、安い米が入ってくるし、小麦も入ってくるし、単純に考えればTPPはいいことだという意見が多くなるかもしれません。
しかし、先進国は何をやっているか・・・食糧自給率100%目標です。それは何故か?
食糧を確保すると言うことは戦力(防衛力)を確保することと同じになるのです。
如何に兵隊がいて最新の軍備を備えていても、食糧がなければ戦にならないのです。それは防衛力を欠くことになるのです。
もし、食糧を中国からの輸入に依存していたら、レアアースの輸出削減をしたと同じように日本を困らせるために食糧の輸出を禁止すると言うことになります。
という問題もあって、日本人はごはんよりパンというまでに主食が変わって、しかも輸入食糧依存体制が出来上がってしまいました。
この食糧に能天気な日本は、外国にとって鴨であり、今後とも永久に食糧輸入国であって欲しいのです。過去何十年か日本が一人円高ですっかり日本の企業は寂れてしまいました。そのような日本が国力を無くすことを歓迎する国も多いのです。
安倍政権になって円安になり、100円を目指していますが、このことは世界にとって苦々しいことで反対の声が上がっていますが外国の都合でその声を聞き入れるわけには行きません。
このように破壊された日本の田畑、食生活は復活させなくてはならないと思います。
それを考えているのがこのブログです。
さて、節分が近づいてきました。
「 コラム「節分に食するのは豆だけじゃない!“節分そば”は年越しそばだっ ...www.cedyna.co.jp › お客様サポート › コラム -
2011/01/25 – 節分に食するのは豆だけじゃない!“節分そば”は年越しそばだった」に関する情報をご案内。カードや旅行、保険などのサービス情報、企業情報、ご利用案内、キャンペーンの情報をご案内。クレジットカードは、ショッピング&キャッシングに便利 」
節分は豆をまいて鬼を追っ払いますが、地方によってはいわしとかそばとか、恵方巻きとかありますが、私の提案は鬼退治をするのですから、鬼退治のためには鬼を斬る力が必要です。
鬼を斬る力は「おにぎり」をはやらせたいと考えています。
その理由は、おにぎりは「お握り」と書けますが、「鬼斬り」とも書けます。
鬼退治には鬼を斬る「鬼斬り」が良いと思うのです。
と言うことで節分には「鬼斬り」を、健康で丈夫な子にするには「鬼斬り」を与えるようにしてほしいのです。
これをいつの日か全国で行われるようにするのが私の夢です。
バレンタインデーは「おむすび」弁当のプレゼントはいかがでしょう。
また、どっしりした湯呑をプレゼントして「熱い 思い(重い) YOUのみ(湯呑)」の意味を込めてプレゼントするのです。
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