正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

厚労省 牛生肉で罰則適用検討ー食の原則に合わないユッケ・・・子供に食べさせるな!

2011-05-05 | 食事教育
厚労省 牛生肉で罰則適用検討
5月5日 14時56分 NHKニュース
富山県や福井県などにある焼き肉チェーン店で、集団食中毒が発生して4人の客が死亡した問題を受けて、厚生労働省は、飲食店などが国の衛生基準を満たしていない生の牛肉を客に提供した場合に罰則を設ける方向で検討を始めました。

厚生労働省は、平成10年に生のまま食べる肉についての衛生基準を設けましたが、強制力がないため、多くの飲食店では生食用として出荷されていない牛肉を独自の判断で生のまま客に提供しているという実態があります。厚生労働省は、「ユッケ」などのメニューで生の牛肉を食べた4人の客が死亡した今回の事態を重くみて、飲食店などが衛生基準を満たしていない牛肉を生のまま提供した場合に、罰則を設ける方向で検討を始めました。厚生労働省は、近く学識経験者らで作る審議会などの場で具体的な協議を急ぐことにしています。


1.日本人の食の乱れが日本人の健康(肉体的、精神的、経済的)を損なっていると考え、日本人は「日本人にとっての正しい食事」をするべきだとこのブログでは主張しています。
2.牛肉の生肉を食べる食習慣は日本にはありません。ハンバーグの焼き方不十分でO-157という事例もあり、焼き方が不足すると菌は死なないのです。
3.それなのに牛肉の生肉を子供に食べさせるなどということは、店も悪いが、親も悪い。
4.元々日本には肉を食べる習慣は無かった。韓国ではどうなんでしょう。
ユッケを検索すると
「ユッケとは (ユッケとは) - ニコニコ大百科
生の牛肉を薬味と、ごま油、塩、生姜、にんにく、コチジャン等で和え、中央に卵黄をのせて作る。食べ方としては、かき混ぜて食べるのが普通だが、そのまま食べる人もいるし、ビビンバと一緒に食べる人もいる。自宅でユッケを調理する場合は肉の衛生管理に気をつけければならない。店で調理されたユッケにおいても、生肉関係の食中毒による死者が2011年に最低4人(成人含む)発生しており、安全性が確認されるまで当面喫食を控えたほうが無難である韓国では、生で魚介類や肉を調理し、食べる文化があり、その料理の総称を「フェ」という。」

ちゃんと危険だと書いてあり2011最低で4人の死者が発生しているとあります。
5.子供の食事の原則は先祖代々が食べてきたものを食べさせることです。
ごはんに、みそ汁、地元で取れた野菜、魚・大豆食品、・・・外食して食べたと言うことは家族サービスの「晴れの食事」に焼き肉料理を選んだのでしょうが、この焼き肉料理なるものが健康に良くないのです。
6.人間は草食系と肉食系の二種類あります。気候が温暖で水がある地方は穀類を主食にして自然を相手にゆったりと生活をします。この地方は草食系になります。穀類が育たない地方では草を家畜に食べさせて、食料化する方法を選ぶのです。乳で製品や肉食が主食で穀類はおかずの一種です。肉ばっかり食べてもインスリンが出てこないので栄養にならないのです。そこでパンを手でつまんでおかずとして食べるのです。この地方は肉食系で、攻撃性が増す食事になります。
7.日本は気候に恵まれ、水に恵まれ、米という世界一の穀類は沢山獲れる瑞穂の国なので、恵まれた食生活が出来る国なのです。それに周囲を海に囲まれ、海産物、魚や海藻が豊富です。日本人の適応食は穀・菜・海・食の国なのです。肉は体に合わないのです。
8.肉はおいしいのですが、そのおいしさはどこから来るのか、アミノ酸もありますが、脂肪が多いのです。日本人は脂肪好きなので、魚ではトロ、脂ののった魚を好みますが、肉はさし入りの肉を上等な肉としていますが、欧米人はあんなもの食べません。脂肪を食べると太るからです。しかし肉をバターで炒めます。バターって牛乳から取り出した牛乳脂ですよね。結局バターを摂っているのです。ですからアメリカ人を見てください。一般的に肥満児です。
日本人が肉を多食するとどうなるか、糖尿病や大腸がん肥満による成人病の増加を招きます。そう言う病気が増えてきているのです。
9.と言うように肉は健康的ではないのです。以前アメリカではフードガイドピラミッドと言うのがあって何を主に食べるべきかの指導がなされていましたが肉はピラミッドの頂上にあって少しで良いと言うようになっていました。栄養学的にはほとんど不要と言うことでしたが、そこはアメリカの畜産農家がそう言う指導をされると困るので政治家に働きかけて図の中に入れさせたそうです。
10.だが日本では・・・アメリカは飼料用穀物を売らなければならないので、小麦の宣伝をしたように肉の宣伝をしたのです。肉を食べればアメリカ人みたいになる。背が伸び、ノーベル賞が貰え、オリンピックの金メダルが取れる等々
そうして日本人に牛乳や肉を食べさせ、トウモロコシ、マイロ(コウリャン)小麦等の輸入をさせ、日本人が肉食を始めると、日本に牛肉は高いアメリカから安い牛肉を輸出します・・・と言って輸入していたところに狂牛病が発生し、こういう検査をしなさいと言ってもそれはやらずに輸入を要求しているのです。
11.アメリカでは肉や脂肪の摂取を抑える指導をしているが日本では食の欧米化を進めているのです。それは何のためアメリカの戦略です。アメリカの小麦戦略があることをこのブログでも紹介していますが、アメリカの畜産戦略です。この戦略は日本だけでなく中国でも行いました。今中国人が猛烈な勢いで肉を食べ始めたのです。そうすると何が起きるのか。穀物不足です。穀物高騰です。そして小麦もトウモロコシも高騰し手来ているのです。
12.アメリカの戦略のはまることなく、韓国の食に染まることなく、日本人は日本人の食をするべきです。日本の食でも晴れの食はあります。
13.牛肉の生肉なんて、アメリカ人は食べないのではないでしょうか。そう言うものを売り物にしている韓国料理はおかしいのではないか?私もキムチ、ズンドー豆腐は食べますが・・・。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (・w・)
2011-05-11 23:52:38
肉食が日本人にあうかどうかとかは置いといて…

カルパッチョやタルタルステーキの例があるように、欧米でも肉の生食の文化は普通にあります
魚肉畜肉問わず、生のまま食べるという文化は実は珍しいものではないです
我々がごく普通に食べてる魚の刺身も、生食料理の類ですしね

韓国料理がおかしいというより、他国の料理をたいした理解も知識も無しに、浅い考えで扱う事がおかしいのだと思われます
ぶっちゃけ、前述のカルパッチョやらでも、件のえびすが扱ったら同じことをやっていてもおかしくないですから
刺身で言うなら、寄生虫の危険がある川魚を刺身で食おうとするようなものでしょうか

もっとも、危険だから文化として認められるべきではない、というわけでもありません
どこだか忘れましたが川魚を生で食べる文化のある国もあるそうですし、そもそも、我々が刺身で食べている海の魚でさえ、根本的に寄生虫の危険が皆無なわけではないです
危険性うんぬんで判断されていたら、フグ食なんて本来文化になるはずもない代物ですしね。完璧に調理すれば、免許制だから、なんて言ったところで、人間が扱う以上は完璧なんて求められませんから

まあ、フグを免許も持たずに捌こうとするくらい、飲食チェーン店がトリミングもしてない生肉を刻んで出してたってのが異常なんだと思われます
生食用だの加工用だのニュースでは報じてますが、実はそんなのどっちも「ただの同じ生肉」に過ぎないんですから
生食用なんてのは単に検査と手続きで肩書きをつけてあるだけのモノで、生で食べるのに適するように特別な処理を施してあるわけじゃありませんしね
どんな保証をつけようが、卸から出荷され、長距離トラックやら物流センターやらを介して、店につき、保管され、調理され、客に出る、それまでの間の環境やタイムラグで菌がついたり増殖したりすればアウト
その意味では、えびすが主張してるような「卸がトリミングしてくれるはずだった」なんてのはナンセンスです
衛生の観点で見たら、調理前の仕込み時にやらないと意味無いんですから

生食用なんて流通してない、卸は生食にたる品質の肉でも加工用として出荷するっていうのは、強いて言うなら「現場(飲食店)レベルでトリミングなりの衛生管理を徹底しないとダメ」って言ってるようなもんです
多分、常識だったんだと思われます。焼肉店や卸業者の間で「ユッケを出す場合は、店でトリミングをしてから」っていうのが
誰も保証が出来ないレベルの話だから、卸す側も生食保証なんてしなかったし、肉の新鮮さは保障するので出すなら店側の責任でやってくれって話になってたんでしょう

そして、そこにえびすのような、コスト削減の為にトリミングをまったくせずに生肉刻んだだけのものをそのまま出す馬鹿チェーンが登場してしまった、と
返信する

コメントを投稿