5月12日付 編集手帳
「おむすびが、どうしておいしいのだか、知っていますか」。母親が娘に語って聞かせる。「あれはね、人間の指で握りしめて作るからですよ」。太宰治『斜陽』のひとこまである
◆指で結ぶ。食べ物や料理の名称は数々あれども、「おむすび」(御結び)ほど素朴にして美しい呼び名はそうそうあるまい
◆「おにぎり」ともいう。日本国語大辞典は「おむすび」の項目に語誌を載せ、「地域的には、東日本は『おむすび』、西日本は『おにぎり』であるが、最近は『おにぎり』が一般的呼称になりつつある」と述べている
◆太宰その人と同じく「おむすび」の東日本に生まれ育ったせいか、いまでも「おにぎり」と呼ぶと、何だか別種の食べ物のような気がしてならない。子供の頃に母親が握ってくれたのが「おむすび」で、それ以外の出来合いはすべて「おにぎり」で…つまらない偏見をお許しあれ
◆〈母の日のてのひらの味塩むすび〉(鷹羽(たかは)狩行(しゅぎょう))。あすは「母の日」、“てのひらの味”を思い出している方もあろう。二度と口にすることのできない身には、さて何の塩味か、ちょっとしょっぱい味覚である。
(2012年5月12日01時36分 読売新聞)
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1.おにぎちもおむすびも同じものでしょう。地方によって言い方が違うということがあるようです。
2.私はおにぎりは「鬼斬り」(最近何かのTVコマーシャルでこの「斬る」言う字を使っているのを見ました。今までは「鬼切り」とこのブログでも書いていましたが「鬼斬り」の方が鬼退治には正しいと思いますので今後「鬼斬り」を使うことにします。)鬼を斬るとなりますので、お米消費活動を進めている私は節分にはおにぎり(鬼斬り)で鬼退治と唱えています。これをはやらせたいのでごはん党の方は是非広めることにご協力ください。
3.豆は?ですか。なぜ日本の節句には豆が使われるのか。それは豆の栄養を摂取することを勧めるためです。豆とごはんが合わさる食事、納豆、豆腐、赤飯、ぼたもち(おはぎ)は昔から健康食だったのです。そして節分だけでも豆を食べるようにしたということです。豆と一緒におにぎりをたべるとごはんに不足しがちのリジンが補給できて栄養価が高くなるのです。鬼退治には豆ばかりでなく「豆とおにぎり」を食べる事を勧める日にすべきでしょう。
4.鬼に豆を投げつけるのもいいのですが、豆鉄砲と言うのがありますので、吹き矢の筒みたいなもので吹くというのもあるでしょう。また、子供たちは兜をかぶらせちゃんばらの刀(チャンバラゲームというスポーツがあって実際に試合も行わr手ています。面と刀があり子供のスポーツにはいいのではないでしょうか。私も何度かイベントで大会を開催したことがあります。ちょっとインターネット検索して見ます。
「スポーツチャンバラ - Wikipedia
とちゃんとあります。この協会に提案して見ます。商品はもちろんお米です。
5.おむすびは由来はいろいろあるでしょうが。私の提案は「縁結び」の「結び」と考えて、バレンタインデーにはお結びベントをプレゼントして婚活を・・・と提案しています。ごはん党の方はこれも広めてください。
6.関西の恵方巻きは随分はやってきましたがそれ以上におにぎりとおむすびをはやらせたいと考えています。