正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

学校給食は日本人にとって「正しい食事」の実戦の場にすべきである

2010-07-18 | 食事教育
 私は日本の食の崩壊を見て、原因は何かを考えています。日本人にとっては「日本人にとっての正しい食事」と言うものがあると考えます。それはどういうものなのでしょうか。食には食事の原則と言うのがあるのです。
それはそれは拙稿「食事教育ー食事の原則」に書いています。

学校給食は食文化を含め食糧自給率等も食マイレージと言うことも、国土保全、国防・自衛力の保持という観点、等から考えた「日本人としての正しい食事」の実践の場でなければならないと考えます。
そこには利益追求を図るとか、アメリカの余剰農産物の消費先と言う政治と経済が入っては行けないのです。経済戦略等も入れてはいけないと考えます。

このように考えたとき現在の学校給食は「正しい食事」が実施されているのでしょうか。
日本には食事教育と言う概念もないのです。食育と言うのが有りますがそては食品の教育になっています。

例えば牛乳はどの様にして搾られているかを牧場に行って乳搾りの体験をして、飲ませて美味しいと言わせて、瓶の中の牛乳を振ってバターを作成し、チーズはこうやって作成するのです。だから牛乳やバターやチーズを食べましょう・・てなことで、食育の授業が行われています。食品がどうやって出来るかを教えることそんなことをやっています。なぜ、・・・この例では牛乳の宣伝ですよね。
食育という形、良いことをしているという形を取って、巧妙にアメリカの食事を刷り込んでいるのです。食事バランスガイド良く見て下さい。穀類、肉類、油、野菜のバランスが大切と言っていますが、アメリカにとってはアメリカ食の指導と取れる内容になっています。
主食はパンめんパスタごはんの中だったら何でも良いのです。肉も牛乳もレザートまでもはいっています。

どうしてこれが日本人への栄養指導と言えるのでしょうか、アメリカの栄養指導を最善と考える日本の栄養学者がいるのです。

それだけではない、栄養大学でアメリカ流栄養学を教えているのです。

食事って栄養学と言うほど難しく考えては行けないのです。
簡単なのです。
地元で獲れるものを、季節季節に、バランス良く食べることなのです。
主食は小麦ではありません。お米です。
蛋白質は魚が一番多くそれに豆、少しの肉
野菜果物をたっぷり
みそ汁にいろいろ入れて
野菜不足は漬け物で
・・・
昔から有る食べ方が一番良いのです。

それが「日本人にとって正しい食事」なのです。
食卓を「ごはんと一汁三菜」で揃え、主食、副菜、主菜は3;2;1

学校給食は日本人にとっての正しい食事の食習慣をつける場でなくてはならないのです。

学校給食の担当者の先生、この形を実戦して下さい。牛乳は不要です。牛乳とみそ汁は汁物がぶつかっています。
カルシュウムを文科省が言ってきます。拒否して結構です。但し食事で取れるように小魚丸まま、煮干しをレザートに、料理に脱脂粉乳を入れる等々考えて下さい。

子供たちも牛乳神話がくずれ飲まなくなってきています。みそ汁の方が素晴らしいと思います。

牛乳・・・昔の日本人は飲んできませんでした。ですから日本人で牛乳に合う人は少ないのです。学校給食義務飲料になっていますが、学校給食がら廃止すべきと思います。日本の飲料水では無いからです。
また、噛まないで飲むというのは牛乳しか取れない地方の食事か、歯がない赤ちゃんお食事で、如何に脂肪が多く、カルシウムもあり栄養があると言っても、バターごくごくと飲むものではないでしょう。欧米人みたいに肥りますよ。

学校給食は日本人にとっての正しい食事の実践の場であるべきです。


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