猫だらけ

実家のリビングのガラスの向こう側には猫だらけ。



一番右端に写っているサビ色の猫がキジと呼んでいる一族の長です。

隣地の駐車場に停めてある車が傷を付けられると

正月早々に苦情が来てしまい悩んだ母はこの増えすぎた猫の元凶、

キジを捕獲して保健所で殺処分をしてもらう予定でした。

東京都は現在、犬・猫の殺処分は行っておりませんので

動物愛護団体を紹介されて相談した結果、

捕獲器を貸してくれ、捕獲出来たら迎えに来てくれて

動物病院で避妊去勢手術を済ませて実家に送り届けてくれます。

左端に写っている三毛猫のミーちゃんだけが２年前に手術済みだから

２～３月にかけて合計８匹の猫が手術を受けました。

中クロ君だけが捕獲器から見事に脱出を成功させてオスのままなんです(笑)

メス５匹、オス５匹のキジ猫ファミリーはこうして生きてます。


実家に一人で暮らす母にとっては大きな悩みであったこの猫たちｗｗｗ

相続がまだ進まない時期には実家にやって来た兄が憎々しく猫を睨みつけ

「こんな猫なんて放っておけ！」と怒鳴っておりました。

私はなんとか捕獲して手術を受けさせようと考えておりましたが

気持ちに余裕もなく行動出来ませんでした（ハイ、言い訳です）

一人悩んだ母がとった行動がキジ猫を捕獲して殺処分というものでした。

勿論、猫好きな母にとって殺処分なんて判断は正気の沙汰では無い。

追い詰められた精神状態での悲しい「発想の３段跳び」ですwww


時間の経過とともにこうした猫だらけを眺めていると

良い結果だと思っている。

餌やりを止めた時、隣のマンションのゴミ置き場を荒らして

事態はさらに悪化した事。

苦情を言った連中の住む賃貸マンションだったからです。

その車があった隣地の駐車場は地主が相続の為に売り出していて

苦情を言った連中の車も無くなり猫たちだけが残っている(笑)


世の中、こんなものだよね。。。

文句ばかり言っている連中はやがて居なくなるものだ。

捨てるに捨てられない猫たちとの関係。

病院通いの高齢の母は猫の世話をすることによって

元気になっているみたいです♪


以上、猫キチのつぶやきでした。