しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

根回しと調整役

2012-06-14 11:35:00 | 日記
昨夜はお出かけでした。

地元消防団で使用している消防車が老朽化のため

買い替えを検討する第一回目の会議。


何度か記事に書いているのですが

おらが町の消防車は18年目の老朽車www

排ガス規制はパスしそうだがあちこちにガタがきて

タイヤはひび割れて、サイレンや赤色灯も接触不良で

要交換の時期に達している。

ベースとなるトラックの寿命やら装備品の交換も費用がかかり

いっそのこと新車に買い替えた方が良いのでは?

と、この話が始まった。


消防団の活動費は寄付金で運営しております。

その寄付金が不況のあおりで減少し、活動費を賄えず

今まで蓄えてきた基金を取り崩してのやりくり。。。

そんな状況から消防団員は消防車の買い替えには消極的で

買い替えの話を進めている消防団OBとは対立状態www


江戸川消防団の中では自前の消防車を所有した第1号の町会のプライドと

消防署で所有する車輌と変わらない能力のポンプを搭載。

バブル期に寄付を募り購入した消防車をまた造ると1000万!

装備を簡素化しての見積書でも600~700万の世界。


隣の町会で元消防団員の知り合いから得た情報では

軽トラックベースの消防車は210万(乗車人員2人)と

軽ワゴンベースの消防車は300万(乗車人員4人)でした。

近隣の町会はこのレベルで充分だと判断している。

地元町会でもすぐに買える価格だし、消防団員もこれを希望している。


私もこの情報は真っ先に団員に伝えて説得し

団員とOBの間に挟まって調整役として動いているつもり。

昨日の午後も団員が来社して話し合いです。

「今度の日曜日は父の一周忌法要なのでそれどころじゃぁないんだけど…」

みんな仕事そっちのけで消防車のことで頭がいっぱい、

私の言う事なんて聞いてないしwww

ネットで「ミニ消防車」で検索してプリントをして

軽自動車ベースの消防車の資料をもって会議に出掛けました。


みなさんの熱意は半端じゃぁない!

予算オーバーの価格と寄付が果たして集まるか?という不安はあるけど

何も行動しないうちからダメだとか無理だとか決めつけてはならない。

寄付が少なければ軽自動車ベースで検討しようと意見はまとまった。


昨年の東日本大震災では消防署員の犠牲者は27名に対し

消防団員の犠牲者は254名にのぼったそうです。

災害時には率先して救助活動に駆けつける消防団員への理解を求めたい。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする