無事に父の葬儀を終えた。
連日、猛暑と熱帯夜が続く6月の終わりの事。
吹き出す汗が止まらない![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
汗をたっぷり吸い、重い礼服。
正直なところこの数日間の記憶が曖昧だ。
父の葬儀なので地元はもちろん、仕事関係から
昔、交流があった方へも連絡をする。
途中で納棺式と料理の打ち合わせ。
「弔問客は何人くらいになりますか?」
「只今連絡をしている最中です!」
「だいたいの人数が分からないと見積もりもできませんから…」
「結婚式じゃぁあるまいし出欠確認も出来ないしなぁ…」
通夜の後の忌中払いの席で兄と衝突した。
従兄妹が仲裁してくれたが
父の入院以来、兄との間に溝が生まれ爆発しただけ。
兄だけでは葬儀は出来ません!
私一人で全てをこなすのも無理だと思う。
お互いに分担して成り立っているけど限界はある。
告別式の日は兄とは言葉を交わす事も無かった。
火葬場で窯に入る父の立ち会い。
生身の体の父との最後の別れ。
妹は泣き崩れ、母は放心状態。
私は泣かない。
心の支柱であった父を失った男は
これからは自分自身が誰かの心の支柱にならなければいけない。
火葬場からセレモニーホールに戻り
食事をする精進落とし
親戚を見送り、残った家族は疲れ切っていた。
「さあ!まだ終わったわけではないぞ!父さんを家に連れ帰ろうよ」
みんなが我に帰り、最後の一頑張り。
高校生の甥っ子が父の遺骨を抱いて家に帰った。
「みんな良く頑張ったよ、お疲れ様です」
兄の言葉に、それまでのわだかまりは何処かへ消えてゆく。
連日、猛暑と熱帯夜が続く6月の終わりの事。
吹き出す汗が止まらない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
汗をたっぷり吸い、重い礼服。
正直なところこの数日間の記憶が曖昧だ。
父の葬儀なので地元はもちろん、仕事関係から
昔、交流があった方へも連絡をする。
途中で納棺式と料理の打ち合わせ。
「弔問客は何人くらいになりますか?」
「只今連絡をしている最中です!」
「だいたいの人数が分からないと見積もりもできませんから…」
「結婚式じゃぁあるまいし出欠確認も出来ないしなぁ…」
通夜の後の忌中払いの席で兄と衝突した。
従兄妹が仲裁してくれたが
父の入院以来、兄との間に溝が生まれ爆発しただけ。
兄だけでは葬儀は出来ません!
私一人で全てをこなすのも無理だと思う。
お互いに分担して成り立っているけど限界はある。
告別式の日は兄とは言葉を交わす事も無かった。
火葬場で窯に入る父の立ち会い。
生身の体の父との最後の別れ。
妹は泣き崩れ、母は放心状態。
私は泣かない。
心の支柱であった父を失った男は
これからは自分自身が誰かの心の支柱にならなければいけない。
火葬場からセレモニーホールに戻り
食事をする精進落とし
親戚を見送り、残った家族は疲れ切っていた。
「さあ!まだ終わったわけではないぞ!父さんを家に連れ帰ろうよ」
みんなが我に帰り、最後の一頑張り。
高校生の甥っ子が父の遺骨を抱いて家に帰った。
「みんな良く頑張ったよ、お疲れ様です」
兄の言葉に、それまでのわだかまりは何処かへ消えてゆく。