渡辺香津美★4月7日 東京ミッドタウン

3月30日にオープンした六本木の東京ミッドタウン、
ダンナが大好きな渡辺香津美さんがなんと無料ライブを
行うというので、つきあって行ってきました。
渡辺香津美　Tokyo Midtown Mid・ Live
■2007年4月7日
■東京ミッドタウン/B1Fガレリア・アトリウム
■20：00～20：40/21：00～21：40

(写真はリハ中の渡辺さん♪クリックで拡大します）

で、渡辺香津美さん。
ライブは20年以上ぶりですが、印象がもう全く変わらない！

ダンナより早くついてお店を見ていたので
少し早めに場所チェックにも行ったのですが、偶然リハーサル風景に
遭遇（んとは撮影禁止だったそうで注意されちゃいました、ごめんなさい；）。
ステージは天井が抜けたアトリウム状態で、音響がすごい。
彼がギターを弾きはじめると、空間に音色が響き渡ります。
たちまち人が集まって、聞きほれていました。
※一番上の写真はその様子を外から撮ったものです。
　2F、3Fのお客様も思わず覗きこんでいます。

ライブ40分前位から人が集まりだしました。
ダンナが頑張ってたおかげで、けっこう前で楽しむことができました♪
(客層は完全なギター青年と、私・ダンナ世代。
奥さんは買い物・食事でダンナさんだけ観賞、
というご夫婦もけっこうおられ、やっぱり男性率が高いかなー。）

ほぼ時刻通りにライブスタート。
この人は本当に楽しそうにギターを弾く。
この場所で、このギターだと、どんな音がでるのか、
そういう演奏の一期一会が楽しくて仕方がないという感じ。
まさに音を楽しむ生粋の音楽家だと思います。
そして音色がどこまでもすごくポジティブで
ホワイトオーラ(イメージです）溢れてるのも特徴的かも。
どんなに激しい演奏でも、どこかものすごく爽やかで、
頭と身体がすっきりする感じ。(私だけかも、だけど）

12絃ギターをいれて全部で4本のギターを用意されていて、
曲とギターと奏法のコンビネーションの極みを
堪能させていただきました♪
(ファン歴30年以上のダンナいはく、「昔は出せてなかった音が出てた」
そうです。）
で、
個人的には、第１部最初の『アクロス・ザ・ユニバース』と
第２部の『マイルストーン』（マジでギターが壊れるんじゃないか、という
超ド迫力奏法！；演奏途中で「本来こういう風に使う楽器ではない」と本人言が；
この曲が終了した時、ショップ街のシャッターが閉まりはじめたのですが
「これでなにをやっても大丈夫」とちょっとニヤリ。
ナイスなお茶目さんぶり、素敵なのだ♪）
渡辺氏が音楽担当する『血の婚礼』のオリジナル曲である
『ブラッド・エスケープ』が、すごくすごくよかった！！！

血の婚礼
渡辺香津美さんは舞台でずっとギターを弾いているということで
「セリフはないけど、ギターで語りたい」、って素敵だなぁ。
（「くしゃみもできない」と笑わせてくれました）
森山未來くんのフラメンコも凄いらしくって、
これはぜひ見に行きたいなぁ。
5月はすでに『エリザベート』に行くのは決定してるんだけど、
ここは頑張ってみるべき？

40分ずつの２部構成、ずっと立ちっぱなしで
ライブ中は全然気にならなかったのに、終わって
「さぁ帰るぞ」という段になって足が痛くって、泣きそうでしたぁー。

他のかたの記事で他の曲紹介情報ゲット。
●宇宙飛行士のサンバ（バーデン・パウエル）
●スペイン（チック・コリア）
●天国への階段（ツエッぺリン）
●ヌアージュ～マイナー・スイング（ジャンゴ）
●ステラ・バイ・スターライト（スタンダード）
『天国への階段』は、録音したものとの掛け合いで2人・渡辺香津美状態。
私はこの曲のジミー・ペイジのギターがかなり好きなので
ちょっと点数辛いのですが、でも面白いチャレンジ系のアレンジや
かつてこの曲に挑んだであろうギターボーイたちの代表として
「最後まで頑張ってみる」(イントロだけで諦める人多いから？ｗ）
というマインドが素敵だと思います♪

いやー、自分の好きなものにキラキラ（＆ギラギラ＜え？）
できる男性って極めてチャーミングなのだ！！！