(メ〜テレニュース)
美濃加茂市の藤井市長の再審請求、名古屋高裁が認めない決定
浄水設備をめぐる汚職事件で有罪が確定し、その後、復帰した岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長。裁判のやり直し、再審を求めていましたが、名古屋高裁は請求を認めませんでした。
「再審請求を棄却するという決定を受け取りました。結果としては残念な結果になりました」(美濃加茂市・藤井浩人市長) 請求が棄却されたことをうけ、藤井市長は会見で肩を落としました。
藤井市長は、市議時代の2013年に、浄水設備の導入で便宜を図るよう依頼され、名古屋の設備会社社長から現金30万円を受け取った、受託収賄の罪などに問われていました。
1審の名古屋地裁は、藤井市長を無罪としましたが、2審の名古屋高裁では逆転有罪判決を言い渡され、辞職しました。
「選挙によって市民の皆さんの審判を仰ぐ(藤井浩人市長)
藤井市長は即日上告し、その後の出直し市長選で当選しましたが、最高裁が藤井市長の上告を退け有罪が確定。市長としての職を失いました。
「引き続き再審請求を含めてしっかり向き合って戦っていきたい」
そして、おととし11月。
藤井市長は、裁判のやり直しを求める再審請求書を名古屋高裁に提出しました。
「多くの人に現実を知っていただくのと同時に、裁判所がどういう判断を下すのかを見てほしい」(藤井浩人市長)
去年1月、藤井市長は、美濃加茂市長選で当選し、4年ぶりに市長に返り咲きました。
そして、きょう…。 「裁判のやり直しは認められるのでしょうか。藤井市長が名古屋高裁へと入っていきます」(記者)
再審請求に対し裁判所が出した結論は…裁判のやり直しは認められませんでした。 「今回はひとまず残念な結果に終わっているところでございます。即日異議申し立てを行うことができました。私自身としては冤罪と強く訴えているこの事件、引き続き再審請求を含めてしっかり向き合って戦っていきたいと思います」(藤井浩人市長) 藤井市長は、裁判所の決定に異議申し立てをし、今後は、再び裁判のやり直しを求めることも検討するということです。
コメントをお寄せください。
<パソコンの場合>
このブログの右下「コメント」をクリック⇒「コメントを投稿する」をクリック⇒名前(ニックネームでも可)、タイトル、コメントを入力し、下に表示された4桁の数字を下の枠に入力⇒「コメントを投稿する」をクリック
<スマホの場合>
このブログの下の方「コメントする」を押す⇒名前(ニックネームでも可)、コメントを入力⇒「私はロボットではありません」の左の四角を押す⇒表示された項目に該当する画像を選択し、右下の「確認」を押す⇒「投稿する」を押す