隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

1849.万引女の靴

2018年04月24日 | ユーモア
万引女の靴
The Case of The Shoplifter's Shoe
読了日 2018/04/24
著 者 E・S・ガードナー
E.S.Gardner
訳 者 加藤衛
出版社 早川書房
形 態 ポケミス281
ページ数 270
発行日 1987/12/31 3版
BSIN 4-15-000281-9

 

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書の取引額は他の物品と同様に、供給量や流通量と、需要量とが大いに関係するのだろう。本書はAmazonやヤフオク、楽天への出品を比べたところ、楽天の価格が一番安くて1,500円だった。
他はすべて2,000円を超えていたから、それでも少し高いとは思ったが、楽天で購入した。
僕はその辺のところが子供時代とちっとも変わらず、欲しいと思ったら他のことは一切忘れて、そのことばかりを考える。後になって思えば、もう少し冷静になって2-3日考えてから、行動に移すということが出来ないのだ。
後先構わず買いに奔るのは、3つ4つの子供なみだ。だから、時々他にもう少し程度が良いうえに安いものがあった、などという事態はざらなのである。
そう分かっていても、いざその場になれば前述のごとく、他のことは一切忘れるのだから、困ったものだ。
実は本書が届いてから、書棚を探っていたら、前に買ったと思われる同書が出てきたのだ。 その時の僕の気持ちはなんといえばいいのか、自分自身に腹を立てても仕方がないが、図書館の本を借りて読んでから探しても、遅くはなかったのだと思うが、「喉元過ぎれば、熱さを忘れる」ということわざは、僕のためにあるようで、そうした失敗を何度も重ねるところが、僕のばかさ加減だ。

 

 

家族もあり、裕福そうな老婦人がなぜ万引を?興味を持ったメイスンはデパートで万引の証拠品を突き付けられて、窮していたその老婦人と姪を、持ち前の機転で救い出した。
以上は裏表紙に書かれた紹介分の冒頭部分だ。 僕のぺリイ・メイスン・シリーズの長編82冊読破という目的も、本書で75冊目となって、残すところ7冊となる。
「思えば成せる」と言った人があるが、僕の場合まさにそれが本当のところとなるのも、目前になった。
しかし、油断は禁物だ。7冊とはいえ未読があるうちは、読書意欲をそがないように気を引き締めておく必要が…、まあ、そんな大げさに考えることでもないか。

本書は1987年の発行だが3版で、初版は1956年だ。が、本国アメリカではそれよりずっと前で、1938年となっており、著者の執筆の順番が発行順であるなら、第13作目の作品だから、初期の作品ということが出来る。
シリーズ長編82作全作を読もうという目標も、だいぶ終わりに近づいてきたから、僕は新たな巻を読み始める際、何作目かを数えており、昨年10月21日に読んだ「恐ろしい玩具」から、数えて63作目で、前述の75冊目というのは、それ以前に読み終わっている12冊を加えたものだ。

 

 

をとって少し飽きっぽくなったり、横着になっている割には、良く続いていると感心したり呆れたり・・・・。
そういうわけではないが、この記事は1昨日4月22日の日曜日に、アップロードする予定だったのを、うっかり忘れていた。
そんなことが有るたびに、認知症予備軍などと言われている年齢だから、少し落ち着かなくなる。
今のところ、3月に始めたメール便配達の仕事も、どうやら順調な滑り出しを見せているので、すぐに認知症になることもないだろうと、半分は楽観視しているが、こちらも油断はできない。
しかし、かといって認知症に予防策はあるのだろうか?こればかりはなって見なければわからないが、なったらなったで、本人は分からないのだから始末に悪い。考えてもしようがないことだから、僕のように楽観するしかないだろう。
そんな訳の分からない僕の心の内を表すかのような、今日の空模様だ。夜には雨になるという予報だが、幸い今日の仕事は午前中に終わって、次は明後日で、雨も上がっているだろう。

 

 

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