隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

椹野道流

1999年11月01日 | 著者

 

椹野道流 フシノミチル
兵庫県甲南女子高等学校出身。デビューから数年は某大学の法医学教室に在籍する非常勤監察医だった。
現在は専門学校で教壇に立つかたわら、作家活動をしている。特技は一弦琴。中原中也が好きで、ペンネームの「椹野」は椹野川に由来する。1996年、講談社の第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門に「人買奇談」で佳作入選。翌年講談社X文庫ホワイトハートより同作でデビュー。以降、ホワイトハートからは『奇談』シリーズ、『にゃんこ亭のレシピ』シリーズ、講談社ノベルスからは『鬼籍通覧』シリーズ(ホワイトハートにて、順次文庫化されている)などを発表。『奇談』シリーズは、3作のオリジナルCDブックも発売されている。また、『妖魔なオレ様と下僕な僕』(通称「妖僕」)シリーズ、『右手にメス、左手に花束』(通称「メス花」)シリーズ、『作る少年、食う男』シリーズなどはドラマCD化もされている。
奇談シリーズのCDブック「生誕祭奇談」では声優に挑戦し、同じく「白拍子奇談」では一弦琴の演奏の他、付属CDにて作詞と歌唱も担当した。イベント「オルゴール・レクイエム」では会場内のアナウンスもしている。
漫画「断罪のドラグネット」の原作も手がけている。

 

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作 品 名 形式
1971 暁天の星 鬼籍通覧 長編
1985 無明の闇 鬼籍通覧 長編
1986 壺中の天 鬼籍通覧 長編
1990 隻手の声 鬼籍通覧 長編
1992 禅定の弓 鬼籍通覧 長編
1994 亡羊の嘆 鬼籍通覧 長編
1996 ローウェル骨董店の事件簿 長編
1998 池魚の殃 鬼籍通覧 長編
2000 南柯の夢 鬼籍通覧 長編

 

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