コーマ-昏睡― COMA |
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読了日 | 2000/3/31 | |
著 者 | ロビン・クック Robin Cook |
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訳 者 | 林克己 | |
出版社 | 早川書房 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 441 | |
発行日 | 1999/04/30 | |
ISBN | 4-15-040326-0 |
学(メディカル)ミステリーの第一人者ロビン・クックの処女作。
1977年に発表されて話題となり、映画化されたそうだが未見。ビデオも出ているというので、レンタル店を何軒か探したが見つからなかった。
ボストン記念病院で、連続して発生した手術後の患者のコーマ(昏睡)状態に、不審を抱いた女子医大性スーザンが調査を始める。。。。という内容だが、こうしたストーリーの背景にあるのが、健康保険や、社会保障といった大きな問題で、著者は、物語を紡ぐと同時に制度への警鐘を発しているようにも思える。
アメリカとわが国とでは、制度や仕組みなども異なる点があるので、浅学な僕などは、理解できないところもあるが、それはそれとして、ストーリーそのものは大変面白く読める。
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