カラット探偵事務所の事件簿3 | ||
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読了日 | 2021/06/22 | |
著 者 | 乾くるみ | |
出版社 | PHP研究所 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 348 | |
発行日 | 2020/11/19 | |
ISBN | 978-4-569-90086-5 |
ろいろあって、随分と間があいてしまったが、8代目の車、ダイハツのソニカと言う軽自動車が、エンジントラブルでお釈迦になった。まだ1年4か月ほどしか乗ってないのに、ちょっと早すぎる寿命だ。
こんなところにも貧乏暮らしの祟りはやってくる。全く車なしでは普段の暮らしにも困る有様だから、またもや安い中古車を見つける必要が出来てしまった。その安い中古車と言うところが、トラブルの元なのだろうが、現役の頃のように新車を買うわけにもいかず、困ったものだ。
程度が良くてしかも安い中古車を見つけるとなると、簡単ではない。ソニカを買ったのは有名なチェーン展開をしている中古車業者だったのだが、そういうところの車でもやはり当たりはずれはあるものらしい。
安いとは言っても大昔のように数万円で買えるわけではなく、ウン十万円はかかる。人気車種などは新車と見まがうばかりの何百万円と言う車がざらにあるという状態だ。数十万円と言う我が家にそんな金がいつでもあるわけではなく、この頃気前の良くなったカミさんでも、おいそれと出してくれる金額ではないからどうしようかと悩んでいる。しかし、何とかしなければならないから困っているのだ。
沢山のシリーズ作品を読んでいると、時間が経つにつれて忘れていくことも多くなる。作品が完結している場合はそれでもいいが、新たに続編が刊行されてそれを知らない場合は、読み損ねることになる。
それを防ぐにはどうしたらいいのだろう?
シリーズ作品の一覧表と言ったものを作って、折に触れて出版社の新刊案内を見ることか?
それも一つの方策かも知れないが、種類が多くなるとそれも面倒だ。なぜこんなことを考えたかと言えば、本シリーズの新刊、つまり本書の刊行を偶然目にすることが出来て、図書館で借りてきたからだ。
僕は従来どれほどのシリーズ作品を読んでいるだろう?と、疑問を持ったとしても近ごろは過去のデータをひっくり返すことも面倒になっており、まあ、いいか、と言うことになってしまうのだ。
このシリーズの前作を読んだのが、2013年1月の事だから随分と昔の事だ。10年ひと昔などと言われた時代もあったが、今のデジタルの世は移り変わるが激しく3年もたてば昔と言えるだろう。
前作の記録を見たらFile6からFile12が収録作となっており、と言うことは記録を見るまでもなく、第1作はFile1からFile5までだったことが分かる。そして本巻は下表のようにFile13からFile19までの7作で構成されているのだ。
と言うことで、このシリーズのファンとして僕は、まだこの後も続くのだろうと、大いに期待する次第だ。
をとって頭の方も少しずつ衰えを感じ始めている今、僕の読書意欲が「日常の謎」の方へと傾いているようで、と言っても本格推理への傾きが亡くなっているわけではなく、読みたい気はあるにはあるが、夜の読書時間になると、眠気が先に立ってしまうから、どうしても軽い読み物に傾いてしまうのだ。
どうもそうしたことが、脳梗塞の影響かも知れないと思うと、心安らかではいられなくなる。
人生山あり谷ありと言うが、僕の場合はどうやら山は非常になだらかで、どちらかと言えばやや深い谷ばかりだったような気もする。若い頃を思い起こすと、そんな谷底から早く抜け出したいという思いが、いつも心の内にあったような気がしていて、今いるところは仮の住まいだというような、浅はかさが胸の中を占めていたようだ。
岩崎宏美さんの代表曲の一つに『思秋期』と言う名曲があり、その詩の中で“青春は忘れもの、過ぎてから気が付く・・・・”と謳われているが、僕はその青春の思いがまるでないのだ。忘れてしまいたいと思う気持ちが心の内から締め出してしまったか。
# | タイトル |
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File13 | 秘密は墓場まで |
File14 | 遊園地に謎解きを |
File15 | 告白のオスカー像 |
File16 | 前妻が盗んだもの |
File17 | 次女の名前 |
File18 | 真紅のブラインド |
File19 | 警告を受けたリーダー |
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