ロシアの大平洋サケ・マスの漁獲量は、カムチャッカ地方の豊漁でわいている。道機船連によると、極東地方の大平洋サケ・マス漁獲は8月21日現在、約46万7千㌧に達した。直近偶数年の2016年同期比で13万8千㌧(42%)上回った。
カムチャッカ地方のでは40万3千㌧で、同じく18万9千㌧(89%)上回り、過去最高記録を更新している。
一方、北海道に隣接するサハリンの大平洋サケ・マス漁獲量は8月18日までに3万5712㌧で、カラフトマスが91%を占めている。漁獲勧告9万6445㌧に対する開発率は37%にとどまっている。カラフトマスの来遊は東サハリン沿岸と中部クリール沿岸に集中している。
なお、8月20日から択捉島のカラフトマス操業が拡大され、26日までに1万3100㌧に達している。また、サハリン州の主要な漁業区で漁期延長(9月10日まで)が認められた。
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