水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2016年2月23日発行/北海道漁協系統通信6143号

2016-02-23 16:39:52 | 系統通信

平成27年度補正・28年度当初道費予算(水産関係)
当初の水産事業費266億9千万円で、前年度2定に比べ97%
補正でサケ・マス対策の減船、施設整備など総額66億3千万円

日本海沿岸ニシン漁獲(2月10日末現在)
837トン水揚げ、前年同期の7.8%減

日高西部・日高東部海域毛ガニかに篭漁(1月末)
西部海域は時化で操業日数伸びず 単価は前年を上回る
東部海域は漁獲許容量の一部を庶野へ移動

平成27年度全道漁協指導部門担当者会議
水産庁の木島課長がマダラTAC導入、クロマグロ管理に言及

3月2日(水)、ICT漁業による地方創生についての意見交換会


「漁業就業支援フェア2016 inさっぽろ」 過去最高の35が出展、36人来場、うち25人を指名

2016-02-23 16:27:23 | ニュース

「漁業就業支援フェア2016 inさっぽろ」が21日午後1時から札幌市中央区のホテルライフォート札幌で開催され、35団体が出展し、北海道で漁業への就業を希望する36人が来場、25人が出展団体から指名を受けた。来場、出展、指名ともに過去最高となった。研修生の採用は3月4日までに出展団体から直接連絡し、本人の意志を確認した上で現地での研修準備に入る。

 このフェアは、道漁業就業支援協議会(事務局・道水産会)と北海道が主催したもので、漁業になりたい人と地域で漁業の担い手を確保したい漁業者(漁協)・漁業会社との面接の場として設定され、指名を受け、双方のマッチングが成立すれば、地域での長期実地研修(独立型3年以内・雇用型1年以内)のあと漁師への道が開かれる。

 同協議会では27 年度2 回のフェアを計画し、5月に次いで札幌で2回開催した。今回のフェアには、輸出好調で人出が不足しているホタテ養殖地帯(長万部、古宇郡、小樽市、室蘭、新星マリン、落部、石狩湾)をはじめ、定置(落石、宗谷、寿都町、新星マリン、石狩)、コンブ(香深、利尻)、サンマなど漁船漁業の漁業者・漁業会社が出展した。各ブースとも熱心に話を聞く若者が多く訪れ、道や道立漁業研修所、同協議会も相談コーナーを設けて来場者に丁寧な情報提供に努めた。