「明日の幸せのために…~感謝・希望・行動~」をスローガンに第49回マリンバンク推進委員全道大会が16日午前9時30分から定山渓ビューホテルで開催され、総勢600人が参加して功績を称える表彰、講演、体験発表、ふれあいの集いを通じて仲間との絆を深めた。
オープニングでは北海道漁業の「苦しかった時代」を振り返り、家族と協同運動の力で乗り越えてきた歴史を映像で確認した。ステージの「第49協同丸」が出航すると、マリンバンク推進委員会の各地区会長が会旗を携えて入場し、壇上で横内武久会長とがっちり握手した。
大相撲解説者の舞の海秀平さんが『可能性への挑戦』を講演し、大相撲をもっと楽しめる基礎知識や日大相撲部からプロをめざした自らの苦労話を交え、楽しいトークを繰り広げた。
午後からは、仲間(マリンバンク推進委員)の体験を聞き、 大口圭一専務が推進委員への提言を行い、漁業者による資源管理というテーマを受けて、出席者は18の会場の分かれてふれあいの集い(常会)を行い、活発に討論した。
最後に石井啓太道漁青連会長が「協同組合運動に熱意と情熱をもって取り組む」と大会宣言を力強く読み上げ、満場の拍手で採択。エンディングでは、大会当日の出席者の笑顔が映し出され、実り多かった大会のフィナーレを飾った。