五山送り火で、京都に来た。
こちら古都に生まれ育った祇園の愛人(←1度言ってみたかっただけぇ)は、
「お精霊(おしょらい)さんがお帰りになると、京都の夏は終わり。秋が来るのおすえ」
と言っていた。
だから、きょう8月17日から京都は秋なのだ。
8月16日。
どっこい、京都市内は昼から断続的に雷雨&猛烈な大雨。
四条烏丸交差点では、下水溝があふれて、水が噴出しているのを初めて見た。
同日午後7時。
降ったり止んだりのなか
「河川敷に入らないでくださーい!」
「増水にご注意くださーい!」
と鴨川では広報車が走り回っていた。
同日午後8時。
京都市内ほぼ全域に
「土砂災害警戒情報」
発令されていたが定刻どおり、東山如意ヶ嶽に「大文字」が点火された。
外は雨だし、蒸し暑いし大混雑だから、今年もKBS京都の生中継での、送り火観賞だったのおすえ(←ニセ京ことば、堪忍しておくれやす、笑)。
同日午後8時10分。
「今年から、五山の点火時間が5分刻みに変更されましたねぇ。
雨のなか、地元の送り火保存会の方々、本当にご苦労ですねぇ」
と、中継解説レギュラーの仏教大学・八木透教授。
さらに、KBS京都「五山送り火2014生中継」もパワーアップし、スタジオ映像と各山定点映像の分割画面(写真)になって見やすくなったのおすえ。
強い雨のせいか、さほど暑さも感じられず、
確かに洛中〝秋〟めいてきた。