絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

絵画とドラマ

2012-04-02 | 絵のこと
私は、ここ何年か、ドラマをよく見ます。

何か目的を持って見ている訳ではありませんが、見ていると気付くことがあります。

最近は、「結婚できない男」に凝っていました。
最高に面白いです。

理由を考えてみました。
特に感じた事は、登場人物がみんな活き活きと輝いています。
どの俳優も女優もその魅力を充分に発揮して、印象がいいです。
そして、主役の阿部寛さんのキャラが抜群です。
自分の部屋でクラッシック音楽を聴きながら、指揮をしているのが、何ともおかしい。
部屋をきちんと片づけて、きっちりと並べて食事をするところもおかしい。

主役と脇役の設定もしっかりしている。
テーマも面白い。
あの告白の後、「でも結婚できないんですけどね」と言った時の、早坂先生の表情と言ったらありませんね。
桑野(阿部寛)さんはなぜ告白したのでしょう?目的は何でしょう?

恋愛はするけど、結婚はしないと言っていましたが、そういうことでしょうか。

でも、最後は自分の部屋に誘っていましたね。誰も入れないはずの部屋へ。
その先は、見る人が考えてください。ということでしょうか。

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絵も、主役脇役の設定が大事です。
テーマも魅力的なテーマが必要です。

脇役がみんな輝いていて、主役はそれ以上に魅力的というのがいい絵になるだろうなあとこのドラマを見て思いました。

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