絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

型破り 中村勘三郎さん

2012-12-22 | いろいろ
中村勘三郎さんの追悼番組をやっていました。

前回は、奥さんがあまり出て来ませんでしたが、今回は奥さんを愛していたとしきりに言っていました。
大竹しのぶさんは、35年間の親友だったと紹介されました。

中村勘三郎さんの歌舞伎は、型破りだと言われます。その型破りということについて、話していました。

無着成恭先生が子供電話相談室で、「型破りとは、型があるからできるんだよ。型がないのは、かたなしというんだよ」と言っていたことがあり、勘三郎さんは、それを聞いたとき、本当にそうだなと思ったそうです。そして、座右の銘にしたそうです。

要するに、型をしっかりできるようにするから、型破りもできるということです。

私は、ピカソと同じだと思いました。しっかりしたデッサン力を付けた上で、自分の殻を破って行ったのです。

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水彩の風景画 2

2012-12-22 | デッサン会
私の「水彩の風景画」を使った第二弾をご紹介します。

これは、デッサン会の人たちが、あの美術講座の後、自主的に描いたものです。

 

 

このように描いてくれました。

季節を変えたり、暖かみを持たせたり、雲を考えたりと自分で勝手に想像して描くことが、この本の特徴です。
実際の水彩画を描く感覚で楽しんでいただけます。
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構図の研究 Yさん

2012-12-22 | 構図の研究
Yさんが、県展制作として、構図の研究をしています。

先日、なかまちで見せていただきましたが、思ったほど
うまく行っていないので、もう少し研究してくださいと言いました。

そして、工夫をして、これをみせてくれました。



これは、いままで描いてきた自動車の部品が廃棄物として積まれている場所に
Tシャツが置かれています。このくらい異質のものがあるほうが、メインにするには良いと思います。この場合重要なのは、文字がある点です。それによって、目が止まります。
主役になれるということです。

問題点は、明度の差です。明度が同じすぎます。
更に言えば、色も地味です。もう少し明るい派手な物が主役になると良いでしょう。

ただし、明るすぎて、それだけが目立つと日の丸現象になります。
派手すぎると、絵が軽薄に感じます。その加減が重要です。

全体の調和を考えて、品良くまとめること。主役の目立ち具合が丁度良いこと。
これ見よがしにならないことです。

今は、シャツと同じくらいの面積の機械が並んでいるので、やや単調な感じもします。
そこをどうするか、考えたいです。

また、画面に動きや流れを作るなら、ロープのようなものも入れてみると更に発展するでしょう。
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