YK先生は、中学の先生なので、この話は少し微妙な位置にいますね。
私が、この文章で言いたいことは、絵は何歳からでも大丈夫だし、今までは絵が上手くても下手でも関係ないということが言いたいのです。
一番危険なことは、素人が上手いとか下手とか言って、でたらめな評価を与えることです。
特に、親がそれを言うことですね。
「誰々ちゃんは、絵が上手ねえ、どうしてお前は下手なの?」なんて言葉を耳にすると、私は頭にきます。
分かりもしない親が勝手なことを言うな!と思います。
だから、子どもの時に絵が上手いか下手かなんて関係ないのだと声を大にして言いたいのです。
もっと、言えば、「上手いイコール良い」ではないということです。
逆を言えば、「下手イコール悪い」でもないのです。
そもそも、上手い下手を誰が評価しているかということが問題です。
お母さんが絵の良し悪しがわかるのか!といいたいのです。
よしんば、絵が分かる人だったとしても、子どもの時の絵の上手下手は大人になってからの絵を描く能力とは関係ありません。
ーーーーーーーーーーーーー
他の言い方をするなら、上手くなりたいなら上手くなるように練習すれば良いのです。
きちんとした指導者がきちんと教えれば、誰でも上手くなります。
それは難しいことではありません。上手いとは、写真みたいに描けることだとしたら、そのようになるのは簡単なことです。
私は、バスケットボールの選手でした。体育の授業でバスケットをやらせたら、どんなに運動能力に優れた人がいたとしてもバスケット部じゃない人には負ける気がしませんでした。それは、私がバスケットの才能があったからではありません。練習をして上手くなったからです。
絵も同じことが言えます。
本庄第一高校の美術部は、実績を上げると共に、中学時代に絵が上手いと言われた子が入って来るようになりました。
中学時代に県のコンクールで知事賞を取ったなどという優秀な子も入ってきました。
しかし、その優秀な生徒でも、二年生にはとても敵いませんでした。本庄第一高校の美術部で一年間過ごした生徒は、どんなに凄い中学生にも負けないだけの力をつけるのです。
一年間でほとんどの生徒が埼玉県展に入選するくらいのレベルになりますが、入って来た一年生は誰もそんなレベルの生徒はいませんでした。合格発表の日から指導を始めて、一年生でも県展に入るかと挑戦させたことがありましたが、誰一人届きませんでした。
それは、一年間という練習の成果なのです。本気でやるとそのくらいの差ができるのです。
ーーーーーーーーーー
私は小学生の絵は、思いのまま楽しく描かせたら良いと思います。
そして、活き活き、のびのびやらせて、やたら評価なんかしない方が良いと思います。
絵を描くのは楽しいなという経験をさせてやる。形遊びや色遊びで良いのです。
やたら評価して、自分は絵が得意だなどという思いをさせると、勘違いをします。
また、逆に褒められないと自分は絵がダメだと勘違いをします。
分かりもしない人が勝手に評価などをするのも、とんでもないことです。
大人の世界でもアンデパンダンというものがあるのです。入選落選のない展覧会のことです。
子どもの絵はアンデパンダンで良いと思います。
絵は練習すれば上手になるのです。上手になるまで我慢できる人ならだれでも上手になれます。
それを、絵が得意だとか苦手だとかという意識を子どもに持たせるのは、いけないと思っています。
私が、この文章で言いたいことは、絵は何歳からでも大丈夫だし、今までは絵が上手くても下手でも関係ないということが言いたいのです。
一番危険なことは、素人が上手いとか下手とか言って、でたらめな評価を与えることです。
特に、親がそれを言うことですね。
「誰々ちゃんは、絵が上手ねえ、どうしてお前は下手なの?」なんて言葉を耳にすると、私は頭にきます。
分かりもしない親が勝手なことを言うな!と思います。
だから、子どもの時に絵が上手いか下手かなんて関係ないのだと声を大にして言いたいのです。
もっと、言えば、「上手いイコール良い」ではないということです。
逆を言えば、「下手イコール悪い」でもないのです。
そもそも、上手い下手を誰が評価しているかということが問題です。
お母さんが絵の良し悪しがわかるのか!といいたいのです。
よしんば、絵が分かる人だったとしても、子どもの時の絵の上手下手は大人になってからの絵を描く能力とは関係ありません。
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他の言い方をするなら、上手くなりたいなら上手くなるように練習すれば良いのです。
きちんとした指導者がきちんと教えれば、誰でも上手くなります。
それは難しいことではありません。上手いとは、写真みたいに描けることだとしたら、そのようになるのは簡単なことです。
私は、バスケットボールの選手でした。体育の授業でバスケットをやらせたら、どんなに運動能力に優れた人がいたとしてもバスケット部じゃない人には負ける気がしませんでした。それは、私がバスケットの才能があったからではありません。練習をして上手くなったからです。
絵も同じことが言えます。
本庄第一高校の美術部は、実績を上げると共に、中学時代に絵が上手いと言われた子が入って来るようになりました。
中学時代に県のコンクールで知事賞を取ったなどという優秀な子も入ってきました。
しかし、その優秀な生徒でも、二年生にはとても敵いませんでした。本庄第一高校の美術部で一年間過ごした生徒は、どんなに凄い中学生にも負けないだけの力をつけるのです。
一年間でほとんどの生徒が埼玉県展に入選するくらいのレベルになりますが、入って来た一年生は誰もそんなレベルの生徒はいませんでした。合格発表の日から指導を始めて、一年生でも県展に入るかと挑戦させたことがありましたが、誰一人届きませんでした。
それは、一年間という練習の成果なのです。本気でやるとそのくらいの差ができるのです。
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私は小学生の絵は、思いのまま楽しく描かせたら良いと思います。
そして、活き活き、のびのびやらせて、やたら評価なんかしない方が良いと思います。
絵を描くのは楽しいなという経験をさせてやる。形遊びや色遊びで良いのです。
やたら評価して、自分は絵が得意だなどという思いをさせると、勘違いをします。
また、逆に褒められないと自分は絵がダメだと勘違いをします。
分かりもしない人が勝手に評価などをするのも、とんでもないことです。
大人の世界でもアンデパンダンというものがあるのです。入選落選のない展覧会のことです。
子どもの絵はアンデパンダンで良いと思います。
絵は練習すれば上手になるのです。上手になるまで我慢できる人ならだれでも上手になれます。
それを、絵が得意だとか苦手だとかという意識を子どもに持たせるのは、いけないと思っています。