絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

県展制作

2012-03-12 | 県展指導
県展制作が始まりました。
漸く全員のもでる組みや風景の場所探しが終わって、テーマが決まりました。

今日は、二人の鉛筆描きの状態をご紹介します。


これは、人形をメインに置いて配置したFNさんの下描きです。
丁寧によく描いています。このくらいしっかりデッサンしてから描くと先が描き易いですね。
いつもながらこの丁寧さに感心します。人形は顔が命なので、そこだけ更にしっかり描いています。
顔の向きもとても大切です。正面を向くと強くなります。強すぎると嫌味に感じることもあるので、やや左に向かせました。


これは、利根川に行って取材してきました。手前の枯れた萱のようなものと遠景との対比で見せる構図です。
この場合は、手前の萱がかなり静物画を描くようなつもりでしっかり上手に描かないと絵にならないでしょう。
空間構成的には、面白い捉え方だと思います。昨年桜の木を描いたHNさんです。利根川の風景は初挑戦です。


コメント
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